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賃貸借契約書に住民票が必ず必要なわけとは?



賃貸物件に契約をしようと思った時、仲介会社の担当者から契約に必要な書類を事前準備してきてほしいと依頼されますが、その際必ず「住民票」の提出を求められます。

地方都市においては、車社会ということもあるので、基本的に「運転免許証」を持っている方は殆どですので、運転免許証を提示することにより「身元が証明」されるから、住民票をわざわざ取得しなくてもいいのに!と思っている人は多いと思います。


では、どうして賃貸物件に契約をする際「住民票」が必要になってくるのでしょうか?


契約時に住民票が必要な理由は、ズバリ身分確認が詳細にわかるからです


住民票には「本人の前住所」「世帯主」「引越しをした(住所を移動)」等といった情報が記載されていることから、なりすまし契約を未然に防ぐことができるので、仲介会社では契約時に必ず住民票の提出を求めています。

 

ここまで徹底して身分確認をするわけとは、契約後に「なりすまして契約をした」ことがわかっても、お客様には「居住権」があり、正当な理由がない限り「強制退去」させることができないからです。

 



住民票には抄本と謄本の2つあり、仲介会社に提出する際、どちらを提出すればいいのかわかりにくいですよね?

仲介会社では「入居者全員の住民票」提出を求めていますので、単身の方(同棲も含む)の場合は「抄本」、結婚されている方の場合は、家族全員分が記載されている「謄本」が必要となります。


また住民票提出時に一点だけ気を付けなければならないのは、管理会社/仲介会社によっては「個人情報が記載」された住民票の受け取りを拒否するところがあります。

個人情報の取り扱いに関しては、管理会社や仲介会社ではとても厳しくなっているので、個人情報が記載がない住民票を提出するようにしてください。




住民票の取得方法について、現在お住まいの市区町村役場となりますが、土休日がお休みの方の場合、平日に市区町村役場に行くことは難しい場合もありますよね。


市区町村の中には日曜日も開庁しているところ(甲府市役所)もあれば、毎週1回開庁時間を延長している所もありますが、もっと便利なのはマイナンバーカードをお持ちの方。

マイナンバーカードを持っていると、近くのコンビニエンスストアでも住民票の取得ができるので、もしマイナンバーカードをお持ちの方は、コンビニエンスストアをご利用ください。

なお、市区町村によってはコンビニ発行を受付けていない所もありますので、要注意です。

(コンビニ交付ができるかどうかの検索については、こちらをクリック)



#住民票 #個人情報 #賃貸借契約



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