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グレイスロイヤルのリノベーション部屋で導入をしている自然素材の漆喰。どのような効果が期待できるの?

執筆者の写真: GRACE LOYAL ELEGANT ROOMGRACE LOYAL ELEGANT ROOM

甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、2018年より空き室を順次「ナチュラルテイスト」に特化したリノベーションを展開しています。

甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、空き室を順次リノベーションをしています

グレイスロイヤルはK・S・M棟とあり、このうちM棟に関してはリノベーションをする箇所を限定的に行うことにより、家賃をリーズナブルに抑えているので、室内に漆喰を導入してはいませんが、K棟およびS棟に関しては、リノベーションを機に室内に漆喰を施工しています。


漆喰とは「消石灰(水酸化カルシウム)を主たる固化材とする、コテを用いて塗る塗り壁材」で、最近では戸建て注文住宅を購入された方が「健康を意識した暮らし」を目的に導入している場合がありますが、賃貸物件では漆喰を用いたお部屋は、まずないと言ってもいいほどありませんので、お客様の多くは「漆喰はどのようなメリットがあるのか?」わからない方も多いのではないでしょうか?


今日のブログでは、漆喰を室内に導入することにより、どのようなメリットがあるのかについてお話していきたいと思います。


漆喰を施工すると、夏場電気代が安くなるかも?


メリット①:調湿効果が期待できる


日本は高温多湿気候。

梅雨~9月末ごろまでは、室内の湿気が多くなり「冷房」を付けなければ昼夜問わず生活をすること自体出来ません。冷房をつけたくなるのは、実は室内の気温が高いからということではなく、室内の湿度が高すぎる=蒸し暑さを解消したいからであり、室内の湿度を抑えることができれば、冷房温度を極端に下げなくても、快適に過ごすことができます。


実は漆喰には、多湿時には漆喰が湿度を吸湿してくれるので、室内がジメジメ→カラッとした部屋になり、ムシ暑苦しいというようなことにはなりませんし、冬の場合は今度は暖房使用により「室内が乾燥」しやすくなりますが、今度は漆喰が湿度を放湿してくれるので、室内乾燥予防対策をしてくれます。



メリット②:消臭効果が期待できる


漆喰は強アルカリ性の性質を有しているので、どのおうちでもあり得る「生活臭」対策としても漆喰は効果を発揮します。他社が行った実験によると、漆喰を施工したモデルルームにおいて「換気をしない状態」で焼肉をしても、焼き肉終了後数時間後から、徐々にニオイそのものが軽減し、翌朝にはニオイは全く感じにくくなったとのことです。


室内に漆喰を施工しておくことにより、生活臭で悩むことも少なくなるので、急な来客があった時でも、安心してお招きすることができますよね。



メリット③:抗菌・抗ウイルス効果


お部屋の中には、様々な菌やウイルスが蔓延していますが、当然ではありますが壁にも菌やウイルスは付着しています。


漆喰を壁に施工することにより、ウイルスや細菌の増殖を抑制する効果が期待できるので、小さなお子さんがいるご家庭にとっては、お子さんは壁などを手で触ってしまいがちになりますが、漆喰壁を施工することにより、安心して子育てをすることができます。



メリット④:ホルムアルデヒド対策


日常生活において、ホルムアルデヒドは身近にある化学物質。

最近では規制が強化されているのでホルムアルデヒドの症状(目がチカチカする、のどが渇くなど)を引き起こすといったことは少ないのですが、ただ室内で同症状が出やすいのは合板を使用しているからと言われていますが、漆喰を施工することにより「ホルムアルデヒドを吸着・再放出させない」効果が期待できます。



メリット⑤:防カビ、防ダニ


ダニが室内で発生する原因は、実はカビにあります。

ダニはカビを餌にしていますが、逆を言えばカビがいなければダニの発生を抑えることができます。

漆喰には「調湿効果」が期待できるので、カビの発生を抑制してくれます。室内でカビが発生してしまうと、場合によっては退去時に修繕費用を負担(善意注意義務違反)しなければなりませんが、漆喰が施工されていることにより、カビ対策は万全となりますので、カビ発生リスクを軽減させることができます。



漆喰の効果は半永久的で、通常の壁紙と比べても「劣化のスピード」は遅いので、長期ご入居されても室内空間が古くなってしまうというようなことは、あまり感じにくくなるかもしれませんね。



今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。


#リノベーション #漆喰 



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