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フルリノベ賃貸は、本当に住みやすいの?


近年賃貸業界では、物件の空室率悪化を少しでも食い止めるべく、築年数が経過した部屋を「リノベーション」を行う所が増えてきましたが、リノベーションよりさらに上を行く「フルリノベーション」を行う所も、徐々にではありますが、増えつつあります。


甲府市大里町にあるグレイスロイヤルにおいても、築年数が経過していることもあるので、2018年以降空き部屋を順次リノベーションを行っています。当物件は3棟ありますが、その内の2棟(S棟及びK棟)においては、原則として「フルリノベーション」を行い、募集を行っていますが、築年数が経過している物件を「フルリノベーション」して、本当に住みやすいのか、お部屋探しをされている方においては、とても気になる部分。


そこで今日のブログは「フルリノベ賃貸は本当に住みやすいのか」について、当物件で行っているフルリノベーションを例にとって、どのような部分を変えているのか、また実際にご入居されているお客様に「室内の快適性」についても、以前取材をさせてもらいましたので、そちらをご紹介したいと思います。


 

目 次

 

1.室内の快適性が全く違う

室内の快適性が全く違う

グレイスロイヤルS棟及びK棟で行っているフルリノベーションは、今までの賃貸物件リノベーションでは、まず対応していない「ナチュラルテイスト」に特化したもの。


リノベーションをするとなると、多額の費用が発生してしまうので、大多数のリノベ物件では、既製品を導入することによって、「コスト削減」を図っていますが、ただそれを行ってしまうと、新築物件の真似事みたいな部屋となってしまうので、お部屋探しをされている方にとっては、少しがっかりしてしまうのではないかと思い、それならば、今までの賃貸リノベーションでは殆ど行わない「ナチュラルテイスト」に特化したリノベーションをしたほうがいいのではと考え、2018年以降空き部屋が発生次第、順次行っています。


フルリノベーションを行うと、室内空間がどのように変わるのか、実際リノベ前後の写真を比べてみると、一目瞭然となります。


【キッチン】

リノベーション前のキッチンは、よく見かける「築古物件」によくあるような、キッチンとなっています。やはり30年前のキッチンをそのまま使用するとなると、機能性やデザイン性が劣ってくるのは、致し方がないです。





一方、リノベーション後のキッチンは、おしゃれんカフェの様な生活をして頂きたいと思い、カフェ風キッチンを製作しています。ホンモノの無垢材を使用しているので、キッチンにいる時間が楽しくなること間違いなさそうです。




【和室】

当物件には、和室部屋が標準となっています。賃貸で和室があると「賃貸借契約の特約」によって、退去時に表替えを行うことになり、その費用は全額借主負担となってしまうので、今のお客様は、退去費用が100%発生する和室部屋に住みたいと考えている方は、非常に少ないです。



和室を洋室に間取り変更したとしても、和室感はどうしても残ってしまうことから、それなら和室の良さをさらに全面的に出し、退去費用が発生しないようにしたらいいのではと考え、当物件ではリノベーションを機に、日焼けがしにくくモダンな琉球畳を採用しています。



【トイレ】

リノベ前のトイレは、時代を感じさせるようなトイレとなっています。特に収納棚はすぐに近くにあるのは、古い物件にしかないものなので、例え壁紙などを張り替えても、古さがどうしても残ってしまいます。




リノベ後は、おしゃれなカフェのお店にあるような、清潔感溢れるトイレとなっています。トイレに観葉植物を置くと、運気が良くなるとのことですので、リノベを機に、棚を設置し、さらに両壁と天井には、消臭効果が期待できる「機能性壁紙」を貼っています。



【洗面台】


リノベ前の洗面台は、どの物件でもよくある「シャワー付き洗面台」でした。もちろんこれでも十分OKではありますが、ただどうしても「生活感が全面的」にでてしまうことから、正直に言うと「おしゃれ」ではありません。



そこで、リノベを機に「完全オーダーメイド」の洗面台を発注・設置することによって、おしゃれな洗面台に生まれ変わりましたが、女性のお客様からの評価が特に高いです。




【浴室】

築年数が経過している物件の浴室は、古さがどうしても出てしまいがちになってしまいます。特に「ひねるタイプ」の水栓は、時代を象徴してしまうので、女性のお客様にとっては、マイナスポイントとなってしまいます。




浴槽と照明以外は、すべて新しくしていますので、古さは一切感じられないどころか、高級ホテルの客室にある浴室みたいな雰囲気となっていますので、バスタイムが楽しくなること間違いなさそうです。




2.室内の快適性が全く違う

室内の快適性が全く違う漆喰

リクシル住宅研究所が2015年に発表したリリースによると、築年数が経過すればするほど、室内の機能性(断熱、湿気、防音)に対する不満点は多くなり、不満点を解消できない方の約3割は「引越しを検討」していること。


つまり、築年数が経過している物件をリノベーションする時には、室内の機能性の部分も併せて対応する必要性がありますが、ただ現実的には「室内の機能性の部分は無視」されているのが現実。


そこで当物件のフルリノベーション部屋においては、LDK・和室・洋室の全ての壁に、自然素材の漆喰を施工しています。漆喰を施工することによって、調湿効果や吸音効果が期待できることから、快適な暮らしをすることができるはずです。



3.ご入居者様の声

フルリノベーションをすると、確かに「古臭い」といったイメージにはなりませんが、ただ実際にフルリノベーションをした部屋が「本当に住みやすくなっているのか」に関しては、ご入居者様でしかわからないことですよね?


そこで、当物件では「フルリノベーションをした部屋にご入居」されているお客様に、以前取材をさせてもらいましたが、取材をして分かったことは、皆様が思っている以上に「快適な暮らし」ができていることです。詳細に関しては、こちらの記事を読んでいただきたいのですが、漆喰に関する内容について、一部抜粋すると、この様な感想を頂きました。


一番驚いたのは夏の時期です。
窓は閉めっぱなしの状態で出かけるので、当然ですが、普通の賃貸ならば玄関を開けた瞬間「蒸し暑さ」が襲ってきて、すぐにエアコンをつけてしまいがちになりますが、こちらの部屋の場合、蒸し暑さは正直それ程感じませんし、何より一番驚いたのは、夜寝る時にエアコンの設定温度を低くしなくても快適に寝ることができる点です。
前住んでいた賃貸物件の場合、当然ですがエアコンの設定温度を低くしなければ寝ること自体難しかったのですが、こちらの部屋の場合エアコンの設定温度を低くしなくても(大体26度に設定しているとのことです)快適に休むことができ、場合によっては26度でも寒いぐらいで、タオルケットでは少し寒くなってしまうので、一枚ものの羽毛布団をかけて寝たこともあります。
漆喰が湿気を吸収していることもあり、寝苦しさは全く感じられず、エアコンの設定温度を低くしないことから、前住んでいた賃貸物件と比べて、夏場の電気料金が2000円ぐらい安くなったのは本当にびっくりしました。
冬ですが、実は加湿器はあるのですが、去年は一度も出しませんでした。室内が乾燥しているとは全く感じることがなく、また風邪などを引いたことはなかったです。オーナーさんの説明では冬場は漆喰が湿度を放湿しているとのことですが、もしかしたらそのことがプラスに働いて加湿器を出さなかったかもしれませんね(笑)


4.まとめ

賃貸物件を探す時、どうしても築年数は気になってしまうもの。

ただ、しっかりと物件管理を行い、適切なリフォームやリノベーションを行っていれば、意外なほど築年数は気にならないものです。


甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、築年数は経過していますが、しっかりとリノベーションを行っているので、リノベ部屋が「住みにくい」といった意見は、一切報告されていません。


お部屋探しをされている方において、少しでも参考になれば幸いです。


 

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