大手賃貸サイトの物件情報などを見ると、よく「リフォーム済み」と記載されていることが多いのですが、ただリフォーム済みとはどのような場合を指すのか、どこか抽象的ですよね?
リフォーム済み賃貸とは、退去後室内の一部分を「リフォーム」をしたことを意味し、リフォームした部屋は「入居する事が可能」になることから、賃貸サイト上では「即入居可」と明記されている場合が多いです。
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リフォーム済み物件のメリットは、一部分しかリフォームしていない場合が多い=退去リフォーム費用をあまりかけてはいないことから、その分家賃を抑えているケースが多く、大抵家賃相場並みになっているので、家賃を抑えたい方にとっては、理想的な部屋と言えると思われます。
ただ、リフォーム済み賃貸といっても「そもそもリフォームに対する法的な定義づけ」はないことから、お部屋を探されている方にとって、どこまでリフォームされているのか、確認しなければ正直わからないのが現実。
賃貸業界においては、退去リフォームを行った際「室内の壁紙をすべて交換」した部屋で、入居して3年ぐらいで退去された場合、劣化していなければ壁紙交換をすることなく、そのままの状態で貸し出しをすることがあります。
![](https://static.wixstatic.com/media/cfcce6_33848a7b5e554861aee7aef4f2b1bf52~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_108,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/cfcce6_33848a7b5e554861aee7aef4f2b1bf52~mv2.jpg)
しかし、退去リフォーム費用を極限まで抑えたいと考えているオーナーさんは、壁紙が劣化していることは承知をした上で、交換をしないまま貸し出すことがあり、さらにこのような部屋も「リフォーム済み賃貸」として貸し出すことがあり、家賃を安くして貸し出している場合が多く、家賃が安いということは、それ相応の部屋となってしまうばかりではなく、入居者や管理の質が悪いことが予想されるので、もし質が高い物件に入居したい方は、家賃が安い物件には入居されないほうがいいと思われます。
お部屋探しの際、参考になれば幸いです。