賃貸物件を探される時、多くの方は「大手賃貸サイト」等を使って、物件情報を検索し、その中から、希望条件にあった数件をセレクトして、物件見学(オンライン見学)行い、最終的に1部屋に絞って、契約するというのが、大体の流れではないでしょうか?
賃貸業界においては、人気が高い物件ほど「早期に埋まってしまう」傾向となり、特に一番顕著にみられるのが、やはり新築物件。
新築物件は、予算さえ合えば「誰もが生活したい」と思っているので、建物が完成する前に「全室満室」となっていることは、よくあること。新築物件は「誰もが認める人気物件」であることは間違いありませんが、実は「仲介担当者が本気でおススメしたい人気物件」があることを、多くの方があまり知っていないケースが多いです。
仲介担当者は、毎日のように物件案内に言っていることから、エリア内の情報は「誰よりも詳しく知っている」ことから、物件情報に関しても同様のことが言えます。
では、仲介担当者がお客様に勧めたい「人気物件の特徴」とは、一体どのような部屋をさすのでしょうか?
目 次
1.設備対応がしっかりしている
賃貸物件に寄せられる相談として、騒音クレームと同様に多いのが、設備不良による相談。設備不良に関しては、築年数一切関係なく発生してしまい、築浅物件でも、発生することがあります。
設備不良が発生した際、不良の原因が「経年劣化や通常損耗」の可能性が高い場合には、原状回復義務は「借主であるオーナーさん」が対応することになるので、管理担当者はすぐにオーナーさんに連絡して、設備交換をしてもいいか「許可連絡」を行います。
人気物件と言われているところでは、設備対応のスピードがとても速く、部材などが手に入れば、すぐに対応してくれます。
一方、仲介会社からあまり人気がない物件では、設備不良が発生しても、オーナーさんが中々許可を出してくれない可能性があり、すぐに対応することができないので、物件全体の評判が低下しています。
あまりにも、設備不良対策が遅い/遅すぎる物件においては、告知義務対象物件となってしまい、その情報は仲介会社でも把握することができるので、もしお客様が告知義務ありの物件を見学したいと申し出た場合、違う物件を紹介する可能性が出てきます。
2.オーナーさんについて、しっかりと説明ができる
お部屋探しをされている方は、あまりご存知ではないかもしれませんが、実は賃貸物件を所有しているオーナーさんには、色々なタイプがいます。
投資目的で物件購入し、入居者のことは二の次と考えているオーナー
相続でオーナーになったものの、管理会社に丸投げしているやり気のないオーナー
お客様ファースト精神をもった、本業で賃貸経営を行っているオーナー
おおよそこのようなタイプに分類することができますが、仲介会社また管理会社がつい応援したくなる物件は「お客様ファースト精神をもった、本業で賃貸経営を行っている物件」です。
本業で賃貸経営を行っていて、管理会社または仲介会社とよく連絡を取っている物件は、物件のクオリティーがとにかく高く、担当者も自信を持って応援してくれます。さらにお客様に困ったことがあっても、管理会社任せにせずに、オーナーさんも一緒になって対応してくれますので、対応力の速さが尋常ではありません。
3.おしゃれな部屋作りに余念がない
.仲介会社にとって、理想的な物件は「おしゃれな部屋作りに余念がない」物件。
お客様の嗜好は、時代の経過と共に変化していきますが、賃貸物件のお部屋も同じことが言えます。
新築時には、当たり前のように部屋が埋まっていた物件であっても、築年数が経過すればするほど、客付けが難しくなってしまい、空室が多くなってしまいがちになります。
仲介会社がお客様に勧めたい物件では、常日頃から「お客様に喜ばれる部屋作り」を積極的に行っているので、担当者も「ぜひお客様に紹介したい」と本気で思っています。
このような物件では、築年数が経過していたとしても、顧客満足度は常に高いことから、安心してご紹介することができます。
4.まとめ
新築物件の募集が開始されると、多くの仲介会社では一斉に募集を開始しますが、これは「新築物件に入居したい需要が多い」ため、他社仲介会社であっても、積極的に募集を行っています。
ただ、新築物件は設備と築年数だけが優れているだけで、本当に住みやすいのかについては、正直お客様次第と言っても過言ではありません。
一方、仲介会社がおすすめいしたい物件は、エントランスから全く違っていて、物件共用部はもちろん、募集している部屋もきれいな状態になっていて、しかも「管理会社に寄せられるクレーム電話」も1年に1~2回あるかないかといった程度であるため、仲介会社も進んで紹介したくなってしまう物件です。
最後に今回ご紹介した事例は、全てグレイスロイヤル。当物件です(笑)
当物件が自信を持っておススメするお部屋は、こちらをご覧下さい!
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