賃貸物件における照明事情は、原則として「ご入居されるお客様」の方で、準備して頂くことが多く、全室照明が標準装備となっている所は、少ないのが現実。
お客様の方で照明を取付ける場合「室内の明るさを確保」するために、市販のシーリングライトを取付けることが多いと思いますが、ただシーリングライトを設置するとなると、生活感丸出しとなってしまい、おしゃれとは無縁の世界となってしまいます。
理想としては、原状回復可能な「ライティングレール」を取付けて、スポットライトを用意して頂くと、照明自体がおしゃれになるので、室内空間を魅力的にしてくれる点は、メリットである一方で、室内空間が広くなるLDKにおいては、スポットライトを複数設置しても、明るさ的には「満足できない」おそれがあるため、結局はシーリングライトを設置するしか方法はありません。
ただ、甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、上級グレードの部屋のみとなってしまいますが、おしゃれな照明が標準装備になっているので、まるでカフェのお店に来ているかのうような、居心地がいい空間で、生活をすることができます。
目 次
1.リノベーションを機に、おしゃれな照明設置
当物件は、1993年築ということもあるので、当然ながら一部の部屋(玄関エントランス、浴室、洗面脱衣所、トイレ)以外の各部屋には、備え付けの照明は設置されておらず、照明は原則としては「お客様の方でご用意」していただく事になります。
2018年以降に行った当物件のリノベーション部屋において、上級グレードの部屋のみとはなりますが、LDKのみダウンライトとペンダントライトを標準装備化とさせて頂いております。
ペンダントライト施工は、元々あったシーリングを活用して設置すればいい事なので、工事的には、それほど難しくはありませんが、ただダウンライトに関しては、天井裏に配線をつなげなければならないことから、特殊工具を使って天井に穴を開け、配線を通した上でダウンライト本体をつなげなければならないので、工事的には手間がかかってしまいます。
ただLEDダウンライトを施工するだけで、室内空間は「見違えるほどおしゃれ」に生まれ変わるので、ご入居されたお客様からは「高い評価」を頂いております。
2.昼と夜とでは、ここまで違う
数年前にリノベーションした部屋において、同じカメラアングルの状態で「昼間」と「夜」に撮影をしたところ、お部屋の印象が「ガラリ」と変わっていたことに、とても衝撃を感じたのを、今でも鮮明に覚えています。
上級グレードの部屋には、「自然素材の漆喰」が施工されている(天井は除く)ので、日中の時間帯は、電気をつけなくても、自然光だけで十分すぎるほど、室内が明るくなります。
ただ、夜は当然照明器具の明るさのみとなってしまうため、雰囲気的にはどのようになるのか、撮影するまではわからなかったのですが、撮影してみて直感で思ったのは「昼と夜とでは室内印象はがらりと変わっている」こと。
昼間は、漆喰が自然光を反射させるので、室内空間は「おしゃれなカフェのお店」の雰囲気を出していますが、ダウンライト&ペンダントライトが「電球色」を採用していることから、夜は一転して「落ち着いた大人の空間」を醸し出していることから、お酒が好きな方にとっては、至福の時間になることは間違いなさそうです。
3.専用フックを取り付けることで、よりカフェのお店に
ライティングレール上において、おしゃれな雑貨や観葉植物を吊るすと、室内空間がより華やかになるだけではなく、また当物件のリノベーションの代名詞ともいえる「おしゃれなカフェ風キッチン」の魅力をさらに引き立ててくれるので、ぜひお好きなものを吊るしてもらいたいのですが…
ただ、ライティングレール上は電気が流れている関係で、専用フックを購入して頂けないと、吊るすことができないばかりではなく、危険性を伴うので、専用フック以外のもので吊るすのは、絶対に避けてください。
なお、写真上における観葉植物&雑貨は「ニトリ」で購入したもので、専用フックは業者さんからのサービスで取り付けさせてもらいましたが、通販などでも簡単に購入することができます。
4.まとめ
賃貸物件に引越しをする際、照明器具がない場合には、家電量販店などで購入して取り付けなければならないことから、費用がかさんでしまいがちになります。
当物件のリノベーション部屋においては、上級グレードのお部屋のみとはなりますが、おしゃれなLEDダウンタイトとペンダントライトが施工されていることから、カフェ好きな方にとっては魅力的な部屋になるのはもちろんのこと、LED照明を採用していることから、電気料金も抑えられる点においては、一石二鳥と言っても過言ではないですね。
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