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賃貸騒音被害を言われた。どうしたらいいの?


賃貸物件におけるクレームの中でも、最も多いと言われているのが、生活音が原因と思われる「騒音問題」。


音に対しては「人それぞれ認識が異なる」ので、キャパシティーは、当然ながら千差万別となってしまいますので、ある人にとっては許容範囲であったとしても、別の方は完全クロ判定になってしまうので、築年数や構造躯体関係なく、発生しやすいクレームとなってしまいます。


では、入居中において「騒音被害を指摘」されてしまった場合、どのような対応をとれればいいのでしょうか?


 

目 次

 


1.騒音問題として発展しやすい時間帯とは?

騒音問題として発展しやすい時間帯とは

賃貸物件は、ひとつの建物の中に、複数の部屋が密接していることから、生活音はどうしても響いてしまうもの。その点に関しては、ご入居されるお客様も「納得」はして頂いていますが、生活音として許容できる時間帯というのは、おおよそではありますが決まっていますので、許容できる時間外に発生してしまう「許容範囲外の生活音」が聞こえてしまうと、クレーム問題に発展してしまいます。


では、許容できる生活音の時間帯とは、何時ごろなのかというと…

午前8時ごろ~午後9時ごろ

までは、掃除や洗濯、食事などによって「一定の生活音はどうしても出てしまう」ものですので、この時間帯においては、まず問題にはならないはずです。


一方、深夜帯~明け方の時間帯は、多くの方が「お休みになられている」ことから、この時間帯に掃除機や洗濯などといった家事をしてしまうと、皆様が思っている以上に「生活音が聞こえてしまいます」ので、即クレームとなってしまう可能性が高くなります。



2.騒音問題としてクレームになりやすい行動とは?

騒音問題になった場合、殆どのケースが「指摘されてもおかしくはない生活行動」をしていますので、大抵は「行動に気をつければ、この問題はすぐに終息」します


例えば…

  • 深夜~夜明けの時間帯に、友達を室内に入れて騒いでいた

  • 深夜~夜明けの時間帯に、洗濯や掃除をしていた

  • 深夜~夜明けの時間帯に、テレビなどの音響機器の音量を大きくしていた

  • 上階の部屋において、所謂パタパタ歩きをしていた


3.騒音被害に合った時の対処法とは?

騒音被害に合った時の対処法

騒音被害に合われた時/または騒音を出していたと、他の入居者様から指摘を受けた時、どのような対応をとればいいものなのか、わかりにくいですよね?


実は、騒音問題が発生した時、間違った対応をしてしまうと、まとまる話がまとまらなくなってしまうので、その点は十分注意をしなければなりません。


(1)騒音被害に合った時

騒音被害に合われた場合においては、すぐに管理会社に相談して下さい。


また、管理会社に連絡する時には「どのような生活音がしていたのか、またよく発生する時間帯」についても、合わせて報告して下さい。

一般的に「生活音の許容範囲時間帯においては、受忍して頂くこともあります」が、ただし気になってしまう生活音が「午後9時以降も続いている」場合においては、管理会社としても「すぐに対応しなければならない」と考えますので、まずは通知文を配布し、それからしばらく様子を見て、改善されない場合においては、騒音を出しているであろう方に「直接注意」をして、生活音に配慮した生活を送っていただくように、お願いします。


(2)騒音が気になると他の方から指摘をされた時

このような事例はあまり少ないのですが、騒音が気になっている方が、騒音を出しているであろう「当事者」の方に、直接「注意」「愚痴」を言うこともあります。


もしこのような指摘を受けた場合においても、まずは管理会社に相談して下さい。


当時者同士が直接話合いをする行為は、感情論が先行してしまいますので、まとまる話がまとまらなくなってしまいます。模試もこのような事態が発生した場合においては、場を鎮めるために、とりあえずは「謝罪」を行った上で、管理担当者に「自分がどのような生活を室内で行っているのか」を説明して頂くと、お客様の生活が正しいかどうかについて、ジャッジをすることができます



4.最悪、賃貸借契約解除となってしまう

最悪、賃貸借契約解除となってしまう

賃貸物件における生活音問題について、生活音を出してしまった方の多くは「自分達が加害者的であるとは思わなかった」場合が大多数であることから、注意喚起を行えば、ほぼ全ての事案は解決します。


ただし、管理会社サイドから「何度も通知文を配布し、さらに担当者から直接注意」をされて、生活改善を約束してもらったのにも拘らず、生活音を出し続けてしまっていると、被害に合われている方の「受忍限度」は、明らかに超えてしまうことから、トラブルになる可能性がとても高くなってしまいます。


賃貸借契約書においても「大音量や高音を発する行為」は、禁止となっているので、管理会社が「何度も注意しても改善されない」場合には、オーナーさんと協議した上で、最終的には「事前告知をした上で賃貸借契約の解除」を通告されてしまいます。



5.まとめ

生活音問題は、賃貸だけに発生しているものではなく、分譲マンションや戸建て住宅であっても、発生してしまうもの。さらに入居者の質が悪い物件に入居してしまうと、お客様はしっかりとマナーを守った生活をしていても、お隣さんや上階の方が「モラルが守れない」と、生活に支障をきたしてしまう可能性が出てきてしまいます。


賃貸のお部屋探しをする際には、仲介担当者に「前回の方の退去理由」を教えてくださいと伝えた際、担当者が「転勤や戸建て住宅住替えなどによって」と回答してくれればいいのですが、「生活音トラブルが発生して退去された」等といった回答を知ってしまうと、正直入居者の質を疑ってしまいます。


家賃があまりにも安い物件では、この様な事例が発生しやすくなりますので、その点は十分注意が必要です。


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#暮らし

#生活音


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