リノベーションでおしゃれに生まれ変わった漆喰壁。


賃貸物件は、退去後のコスト(リフォームやリノベーション)をあまりかけないように、工夫して募集をしています。特に壁紙は「消耗品」であることから、新しく張ってから5年以上経過してしまうと、日焼けや電気ヤケなど「通常損耗」がどうしても発生しやすくなるので、劣化していることが、目視でもわかってしまいます。


一番わかりやすい例で言えば、ポスターやカレンダーが貼ってある部分とそうでない部分とでは、明らかに色の差が出ています。

これはポスターなどが貼ってある部分は、日焼けを防いでくれてるので、元々の色が維持されているのに対し、それ以外の部分は、日焼けが進んでしまいやすいので、どうしても色が変色してしまいがちに…。




近年では、賃貸空室率が全国的に悪化していることもあり、募集する際には、壁の一面におしゃれな壁紙(アクセントクロス)が施工されている物件が多く目立ちます。


アクセントクロスが施工されていることによって、室内の印象をより明るくしてくれるので、お客様からは好評となっているものの、お客様の好みはそれぞれ違うことから、必ずしも施工されているアクセントクロスが、全ての方に受け入れてくれるという保証は、どこにもありません。


そこで、甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、2018年以降「空き室を順次リノベーション」を行っていますが、上級グレードのお部屋には「自然素材の漆喰」をLDK・和室・洋室に施工しています。


漆喰を施工したことによって、室内空間がおしゃれに変身しただけではなく、機能性の部分においても、メリットが大きくなりましたが、今回のブログはおしゃれな漆喰壁の魅力についてお伝えしていきたいと思います。


 

目 次

1.漆喰とは何?

2.漆喰壁の最大のメリットとは?

3.機能性が改善されたって、どういうこと?

4.まとめ

 

1.漆喰とは何?

漆喰とは何?

漆喰と言われても「そもそも漆喰って何?』とわからない方の方が多いと思いますので、簡単に説明させてもらいます。


漆喰とは、昔から使用されていた建築材料のひとつで、簡単に言えば「壁に塗る塗り壁材」のこと。詳細に言えと「消石灰を主たる固化材とする、こてを用いて塗る塗り壁材」で、漆喰を用いた建築物の代表例でいうと、お城の外壁。お城の白壁は「真っ白」ですが、とても明るく見えますよね?


これは「漆喰には自然光などを反射させる性質があるから」と言われています。


お城を見た時、古びているといった印象は、あまり持たれないと思いますが、これは漆喰が大きく貢献しているからだと推測できます。



2.漆喰壁の最大のメリットとは?

漆喰壁の最大のメリットとは?

漆喰壁の最大の魅力とは、ズバリ「手塗り」で塗られていることから、通常の壁と比べると室内全体に温かみや温もりを感じることができ、落ち着いた感じにしてくれるところです。


表面をよく見てみると、ムラが出ている所があちこちに出ています。

これは「あえてそのような塗り方をしている」のであり、これを機械=壁紙で表現することは不可能です。


賃貸で漆喰を採用している所は、ほぼないと言っても過言ではなく、また戸建て住宅においても、漆喰を用いている所は、あまりない事から、ナチュラルテイスト空間がお好きな方なら、漆喰の壁の魅力にすぐ気づいてくれるはずです。



3.機能性が改善されたって、どういうこと?

漆喰壁を室内に施工したことによって、実は室内の機能性が改善することが可能となりましたが、どうして漆喰壁には、そのような効果が期待できるのでしょうか?


1)調湿性

漆喰には、調湿効果が期待できます。

調湿効果とは、室内において「多湿」「乾燥」状態になった時、漆喰が勝手に吸放湿してくれることから、夏場エアコンをつけていない状態であっても、蒸し暑いといった感じにはなりにくく、冬場は暖房器具を使用する機会が多いのですが、放湿してくれるので、乾燥予防対策をしてくれます。


これがどういう意味をもたらしているかというと、夏場は湿気対策をしてくれるので、エアコン設定温度を低くする必要性がないので、電気代を節約することが可能となり、冬場は乾燥予防対策をしてくれるので、風邪やインフルエンザになりにくい環境を作ってくれます。ただし、漆喰がもたらす効果には「限度」がありますので、特に冬場に関しては、適時に加湿器を使用されることをおススメします。


2)消臭性・吸音性

漆喰を顕微鏡で見てみると「多孔質構造」(無数の小さな穴)となっています。

多孔質構造になっていると、消臭性や吸音性に効果があるといわれています。


一般的に、どのお宅であっても「生活臭」はどうしても発生しやすくなってしまいますが、漆喰を用いた部屋の場合、常に消臭効果が期待できるので、ニオイが気になるといった感じにはなりにくく、また漆喰壁で声を発すると「声がこもる」=声が跳ね返る感じとなることから、恐らく漆喰が越えの一部を吸音し、それ以外の音は反射させているものと推察できることから、通常の部屋と比べると「声が外に出にくい」=クレームになりにくい部屋になっているものと推察できます。



3)抗菌・抗ウイルス効果

ウイルスや菌などは、目視することができないものの、当然ではありますが、室内の壁などにも付着している可能性は高いです。

通常の賃貸物件では、コストをかけないで施工していることから、抗菌・抗ウイルス対策を施してある壁紙を採用している所は、まずないと言っても過言ではありません。


実は、漆喰には「漆喰壁に付着したウイルスや菌の増殖を抑制する効果」が期待でき、またその効果は半永久的となるので、通常の部屋と比べると「抗菌・抗ウイルス対策」がしっかりされていることから、特に小さなお子さんがいるご家庭にとっては、安心材料となりますよね。


4)防カビ性・ホルムアルデヒド対策

漆喰には調湿効果が期待できますが、実は漆喰を施工することによって、カビが発生しにくくなります。

一般的に「湿度70%以上」になると、カビが発生しやすくなると言われていますが、調湿性が優れている漆喰は、カビが発生しにくい環境を作ってくれます。カビが発生しにくいということは、「カビをエサにしてるダニの発生も抑制」してくれるということになります。


また家具や建築資材などに用いられている接着剤の中には「シックハウス症候群を引き起こしてしまう『ホルムアルデヒド』が含まれている」可能性がありますが、漆喰は「ホルムアルデヒドを吸着・再放出させない」ので、とても助かりますよね。



4.まとめ

室内に漆喰を施工すると、室内空間がよりおしゃれ&魅力的な部屋になるだけではなく、室内の機能性も向上するので、特に小さなお子さんがいるご家庭にとっては、理想的な部屋となりそうです。


当物件では、今後も漆喰を用いたリノベーションを随時展開し、少しでも当物件で生活されるお客様が「健康的な暮らし」ができるように、精進を重ねていきますので、よろしくお願い致します。



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