賃貸入居するならリノベ賃貸の方が絶対いい。その理由とは?
築年数が10年未満の物件では、退去後リフォームは最初限度しか行われていないケースが多く、逆に築年数が10年以上経過している物件では、どうしても古さが出てしまいがちになるので、リフォームやリノベーションをしている可能性が高くなりますが、予算の都合で築年数が経過している物件に入居する際、「リフォーム済み」の部屋か「リノベーション済み」の部屋のどちらに住んだほうがいいのか、迷う方もいるはずです。
賃貸業界あるあるな話をさせてもらうと、築年数が「10年~20年」までならば、定期的なリフォーム程度でも、十分すぎるほど室内がおしゃれになりますが、築20年を超えてくると、設備がだいぶ古くなってしまうため、リフォーム程度ではおしゃれ部屋を作ることは難しくなり、場合によっては「間取り」が今のライフスタイルと合わない可能性が出てきます。
そこで、設備や内装、間取りを一新する「リノベーション」をすることによって、古臭さの解消+機能性充実した部屋となるため、快適な生活を送ることができますが、それではリフォーム部屋とリノベーション部屋とでは「どちらが住みやすい」のかというと、個人的にはリノベーション部屋の方が「圧倒的に住みやすい」と推察します。
目 次
1.リノベ賃貸の狙いとは?

近年では、築年数が経過している物件を「リノベーション」する所が多くなってきていますが、そもそもどうして「リノベーション」を行うのか?お分かりでしょうか?
リノベーションをする最大の理由は、「古さ」「住みにくい」といったデメリットを解消することによって、今まで「築年数が古い物件」に興味すら持たなかった方に、少しでも注目してもらいたいと考えているためです。
そのため、リノベーション物件では、「古い物件」というイメージを完全に破壊するような工事を行うことから、リノベ前後の部屋を比べると「ここが本当に古い物件だったのか?」と思わず疑ってしまうほど、居住空間が新築と遜色ないぐらいに生まれ変わっています。
一方、リフォームしか行っていない物件では、原状回復とあまり変わりのない部屋となってしまい、さらに設備を交換することも「少ない」ことから、機能性やデザイン性の部分においては、完全に劣ってしまいます。