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賃貸引越し時に発生する不用品、どのように処分したらいいの?


新年度に向けて、新しい賃貸物件に住み返される方も多くいると思いますが、引越しのタイミングをもって、現在使用している生活用品を処分したいと思った時、どのように処分したらいいのか、わからなくなってしまいますよね?


賃貸物件では、退去日までに「室内を入居時と同じ状態」に戻す義務があるので、荷物が残ったまま退去してしまうと、残置物扱いとなり「処分費用を請求」されてしまいます。


不用品を処分したいと思った時、どのような対応をとればいいのでしょうか?


 

目 次

 

1.自治体の回収を利用するのが、低コスト

自治体の回収を利用するのが、低コスト

引っ越しのタイミングで、不用品を処分したい場合、一番コストがかからない方法としては、自治体に改修してもらう方法です。


引っ越し時に、不用品はとても多く出るもの。

特に燃えるごみに関しては、通常の倍以上のごみとなってしまい、そのまま出してしまうとごみ置き場が満杯となってしまい、他の方に迷惑をかけてしまう恐れがあるので、出来ることであるならば「小出し」にして、少しずつ回収日に出す方法をおススメします。

(場合によっては、クレームになってしまう恐れがあります。


なお、燃えないごみに関しては「基本的に月に1回程度」しか回収されていない所が多いため、もし今すぐ処分したいのであれば、「ごみ収集センター」に各自で持っていくことをおススメします。


当物件がある山梨県甲府市の場合、ごみを受付けてくれる「甲府・峡東グリーンセンター」に不用品を持っていければ、有料にはなってしまうものの、不用品を処分することができます。一部の家電などは「引き取り不可」(エアコン・テレビ・冷蔵庫及び冷凍庫・洗濯機・衣服乾燥機など)となっていますので、その点は十分注意が必要です。


2.売れそうな家具や家電は、リサイクルショップへ

売れそうな家具や家電は、リサイクルショップへ

自治体のごみ回収では引き取り不可となってしまう「冷蔵庫」「洗濯機」などであったとしても、リサイクルショップに持っていくことによって「現金に換える」ことも可能。


また、リサイクルショップの一部では「出張買取」もしているので、もし自宅にトラックなどがなくても、電話一本行えば「すぐに買取に来てくれる」ので、とても楽に処分することができます。


ただ、リサイクルショップで現金化しようと思っていても、家電の製造年が「一定年数を超えてしまう」と、市場価値が低下しているので、買取ができたとしても、正直あまり期待しないほうがいいのかもしれません。

 

余談ではありますが、当物件で「リノベーション」を行う際、今まで設置していた「シャワー付き洗面台」を、リサイクルショップに買い取っていただきましたが、年数が経過していたこともあるので、買取金額は「わずか数千円」程度でした。

 

3.自費で取り付けたエアコンはどうなる?

自費で取り付けたエアコンはどうなる?

1LDK以上の賃貸物件では、LDKに備え付けのエアコンが設置されているものの、その他の部屋においては、物件ごとで対応が異なっているのが現状で、築年数が浅い物件以外では、洋室にエアコンが設置されていない方が多いのが現状です。


入居した部屋において、エアコンが設置されていなかった場合、オーナーさんに許可をもらって、自費でエアコンを取付けた場合においては、退去時「エアコン設置跡」に関してのみ、原状回復の対象外となります。


但し、エアコンに関しては「原則撤去して頂く」事となっていますが、もしお客様の方で「自費エアコンを置いていきたい」と考え、オーナーさんが許可を出した場合のみ、エアコンを置いていくことができます。

 

一般的な解釈では、エアコンが設置されていない部屋において、オーナーさん許可を取ったうえで、お客様が自費でエアコンを取付けたということは、室内の価値が上がったことを意味しているので、退去時にエアコンを残していく場合、オーナーさんに対して「造作買取請求」をすることができます。


ただし、賃貸借契約上において、造作物をオーナーさんに買取することができないと明記されている場合は、費用請求をすることができません。さらに、残置物として残していくことを許可され、賃貸借契約が終了した時点で、自費で購入されたエアコンの所有権は「オーナーさん」になります。

 

4.まとめ

引っ越し時においては、意外と不用品が多くなってしまうものなので、この際に処分を考えている方は多いはずです。


ただ、賃貸において不用品を処分しようと思っても、ごみ置き場のスペースは「それほど広くはない」ので、いっぺんにごみを出してしまうと、場合によっては他の方に迷惑をかけてしまいます。


そこで、家電や家具などは「年数が経過していても現金化しやすい」ことから、リサイクルショップなどを利用して、可能な限り賃貸のごみ置き場を「利用しない方法」を選択されると、トラブルになりにくくなります。


なお、退去日までに室内に残置物があった場合には、処分費用を請求することになりますので、要注意です。


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