top of page

もう賃貸のキッチン作業台が狭いとは言わせない。グレイスロイヤルのナチュラルキッチン。


賃貸物件に備え付けられているキッチン、狭くて使いづらいと感じている方は非常に多いと思います。特に一番の悩みといえば、食材などを下ごしらえする時に使う「作業スペース」



賃貸キッチンは、戸建て用のキッチンとは異なり「室内空間が限られている」ので、大きいキッチンを導入することができず、その結果作業スペースと収納スペースがどうしても広さを確保できず、狭めとなってしまうことから、特にファミリー向け賃貸にお住まいの方で、女性の方はこの点に強い不満を持っていると思います。


特に築年数が経過した物件で、キッチンが新しくなっていない物件においては、作業スペースは殆どないと言っても過言ではなく、正直な所「まな板一枚」置いてしまえば、もう他の物を置くことはできないので、作業スペースが狭いキッチンをお使いの方は、シンクにも置けるような大き目なまな板を購入することで、何とか作業スペースを確保しているのが現実。


ただこの状態では、調理がしやすいとはお世辞とは言えないですよね。

また賃貸用のキッチンは、メーカーのものを採用しているので、どこか画一的でありおしゃれなキッチンとは言えるようなものではありません。




そこで、甲府市大里町にある賃貸アパート・グレイスロイヤルにおいては、空き室をリノベーションする際に、キッチンもフルリノベーションをしていますが、リノベーション後のキッチンは「おしゃれなナチュラルキッチン」であることはもちろんのこと、作業台を付けた可動式のキッチンカウンターを新設したことによって、調理スペースと収納スペースが格段に広くなったので、リノベーションキッチンが設置されている部屋にご入居されたお客様からは、高い支持を頂いております。



オシャレすぎるナチュラルキッチン


グレイスロイヤルは築27年目を迎える物件ということもあるので、近年では空き部屋を順次ナチュラルテイストに特化したリノベーションを行っています。


当物件・リノベーションの代名詞といっても過言ではないのが、上の写真のキッチン。


元々使っていたキッチンをそのままリメイクしたものではありますが、キッチン扉やキッチンパネルは新しいものに交換し、また作業スペースを確保した調理台付可動式のキッチンカウンターを新規で取り付けています。


言葉で言うとものすごく簡単ですが、ただこのキッチンは「完全手作業」で作り替えることから、完成するまで約3週間はかかります


①キッチン扉の取り外し

キッチン内部を全てご覧になった方は、恐らく少ないと思いますが、これが築27年経過しているキッチンです。壁付けキッチンとなっていますが、注目すべき部分はやはり作業台。


作業スペースを実際に測ってみると、横はわずか34センチしかなく、まな板一枚置いてしまうともう他の物を置くことはできないので、例えば調理をしながら洗い物をしたくてもスペースが狭すぎるので、最低でも作業スペースを開けない限り洗い物をすることはできませんでした。


②キッチンパネルの取付

キッチン扉を全て取り外した後は、新しいキッチンパネルを今まで貼ってあったキッチンパネルの上に、直接貼り付けます。


当物件のリノベーションキッチンは「ナチュラルキッチン」となっていることから、一番最初キッチンを製作する際、本物のタイルを貼り付けて「カフェのキッチン」を再現してみようと思ったところ、現場サイド及び仲介女性スタッフから「キッチン周辺は油汚れなどがつきやすいから、さっと掃除ができるものを採用したほうがいい」とアドバイスされたので、不燃化粧板と呼ばれるパネルを採用しています。


ただ、少しでもカフェの雰囲気が出ればと思い、タイル風のキッチンパネルを取り付けていますが、実はこのキッチンパネルを取り付けるのには、とても手間暇がかかります。


手間暇がかかる理由としては、キッチンに合ったサイズにしなければならないので、ミリ単位でパネルを切断しなければならないことと、切断は失敗が許されないので、慎重に取り付けることから、キッチンパネルを全て取り付けるのに半日はかかります。



③無垢材扉などを取付

キッチンパネルを取り付けた後は、無垢材扉などを取り付けてキッチン本体をもとの位置に戻します。


よく築年数が経過した物件のキッチンを、少しでも華やかにしようと、扉部分をはがせられるシートなど使っておしゃれな扉にDIYされる方が多いのですが、DIYが好きな方を除いては、本物の扉と偽物の扉だったら、誰がどう見ても本物の扉の方がいいですよね!


グレイスロイヤルのリノベーションキッチンは、建具屋さんに特別にお願いをして作ってもらった特注品。もちろん本物の無垢材(パイン材)を使用しているので、時間の経過と共にだんだんといい色に変色していきますが、キッチンが成長していく過程を味わえるのは、おそらく賃貸ではグレイスロイヤルだけではないでしょうか?


また、無垢材の扉を使用している事から、そのままの状態で使用してしまうと、汚れなどが付着した場合、木材内部にまで汚れが浸透してしまうので、完成前にオイルステインを塗って木材保護対策をしています。(キッチンカウンターも同様に塗っています)



調理台付可動式キッチンカウンター

調理台を付けたキッチンカウンターがある物件は、グレイスロイヤル以外ないかもしれません。

賃貸用キッチンは、戸建て用キッチンと比べて一回り小さめのものを採用していることから、どうしても作業スペースや収納スペースが狭くなってしまい、これは築年数が経過した物件に限ったことではなく、新築物件に設置されている対面キッチンにおいても、同様のことが言えます。


最近のファミリー向け賃貸物件においては、リビング内の様子が確認できる「対面キッチン」を採用している物件が殆どですが、ただ対面キッチンを採用することによって…


・LDK全体空間が狭くなる(キッチンだけで約4帖分使っているため)

・調理のニオイが室内に充満しやすい

・対面も壁付けも広さ的はあまり変わりはない


ことから、当物件では最初から対面キッチンに変更しようという考えはなく、また壁付けから対面キッチンに変更するとなると、配管関係もすべて新しくしなければならないことから、1台設置するのに100万円近くかかると指摘されたので、それならば既存のキッチンを生かした当物件オリジナルのキッチンを製作しようと決意し、現在の形となりました。


せっかくキッチンがおしゃれになったのに、作業・収納スペースに変更がなければ、使いにくいキッチンとなってしまうので、新たに作業スペースと収納スペースを確保したものを作らないといけなくなり、それならば

二つのスペースを一つにコンパクトしたもので、レイアウトを自由自在なもの

にした方がいいと思い、現在の可動式のキッチンカウンターが生まれました。



可動式のキッチンカウンターを設置することによって、お客様の好みの状態でカウンターを使うことができる部分が、このカウンターの最大のメリット。移動させることができるので、カウンターとキッチンの幅を自由自在に変えることができ、キッチンに二人立っていた状態であっても、カウンターを移動させることでぶつかるようなことはありません。


さらに料理をしない時にはカウンターをキッチン横に移動させることで、LDKを有効活用することができる点も、メリットのひとつといえそうです。




使いやすくなったキッチンカウンター内の収納スペース

気になるカウンター内部はこのような感じ。

上部は引き出し式の収納が3つありますので、食品系でよく使うものとか、箸やスプーンといった小物類をしまう時、とっても便利。下部は観音扉式の収納となっていて、よく使用する調理器具などを収納する時、とても便利。特に中央の棚は「高さ調節」「取外し」が可能となっていることから、レイアウトが自由自在。




ご入居者様の声


実際にグレイスロイヤルの「リノベーションキッチン」をお使いになっているご入居者様は、どのように感じているのでしょうか?


先日二組のご入居者様に、リノベーションキッチンについての感想を聞いてみたところ、次のようにおっしゃっていました。


【2019年ご入居されたお客様】

一目見て「こういうキッチン」は大好きだったので抵抗はありませんでした。

正直に言うとキッチンカウンターがなければ、作業スペースが狭すぎなので、料理がしにくいと思いましたが、リノベーション部屋には「調理台が付いた可動式のキッチンカウンター」がついているので、料理がとてもしやすく、また収納スペースもたくさん確保してあるので、乾燥タイプの食品などは、キッチンカウンター上部引き出しに、調理器具などは下部収納に置いていますが、収納に余裕があるのでとても助かっています。


【2020年にご入居されたお客様】

リノベーションキッチンの使い勝手は100点をつけたいです。

調理台付の可動式キッチンカウンターは、対面に置いていて、基本的に食材を切る時は全てキッチンカウンターを使い、キッチン本体にある調理スペースはフリースペースとして使っています。

キッチンカウンターがあることによって、キッチン空間が広くなり、また友達が複数人来た時には、キッチンカウンターを移動させることにより、ダイニング空間をすぐに確保することができる点においては、とても便利です。




お部屋探しの際、参考にして頂ければ幸いです。



今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。


・2021年11月30日 追記/12月14日 画像追記

当物件では、今年の9月に「IKEAのキッチンカウンター」をリフォーム部屋に初導入しました。今までのキッチンカウンターは、完全オーダーメイドで「可動式」であることから、使い勝手は抜群によいものではありますが、ただインタビューしたお客様のほぼ全員は「基本的にカウンターは対面にして使用している」とのことでした。


IKEAで販売されている無垢材キッチンカウンター
IKEA立川店で買おうと思っていたのですが、在庫切れでその足で港北店まで行きました

IKEAのキッチンカウンターは、キャスターが設置されていないので、移動させることはできませんが、ただ作業スペースは今までのものと比べると「格段に広く」なったので、もしかすると「こちらの方がお客様にとっては利便性が高いのでは?」と感じましたので、今後行うリノベーションでは、IKEA製のカウンターを導入するかもしれませんので、お楽しみに!





#キッチンカウンター #ナチュラルキッチン #山梨おしゃれ賃貸 #グレイスロイヤル



bottom of page