top of page

家賃保証会社を使わなくても、入居することができるの?

更新日:2020年12月2日


こんにちは。


山梨県内の賃貸物件においても、大手管理会社が管理する賃貸物件に入居する際、必ずと言ってもいいほど「家賃保証会社」に保証料を支払うのが当たり前となっています。

家賃保証会社を利用する管理会社は増えてきています

家賃保証会社に加入することを必須とする管理会社が多くなった理由は、主に2つあります。


1)連帯保証人を見つけることが難しい方が増えている。

家賃保証会社が誕生する前は、お部屋を借りる時に「連帯保証人」は必ずつけなければなりませんでした。万が一、家賃滞納が発生した場合あ、連帯保証人の方に、家賃(債務)の支払いをお願いしていましたが、近年では「ライフスタイル」の変化などにより、連帯保証人をつけることが難しい方や、ご両親が高齢ということで、管理会社の審査に通らないことが増えてきています。


2)管理会社の業務軽減

家賃保証会社がない時代は、家賃回収業務は管理会社の仕事。

ただお客様がいる時間帯に、直接訪問しなければ、家賃回収は難しいことから、大抵は夜の時間帯にお部屋まで伺い、回収業務を行いますが、家賃を滞納されている方は、一定数はいるので、そのために訪問するとなると、残業時間が伸びてしまいます。

現在では「働き方改革」が浸透しているので、業務の効率化と図る目的で、大手管理会社では家賃保証会社の利用を積極的に推し進めています。





家賃保証会社の保証料は掛け捨て

連帯保証人の代わりとなる、家賃保証会社ですが、保証料を支払うのは、お客様自身。

気になる保証料は、契約時に支払う「初回保証料」は家賃50~100%、1年に1回支払う更新料は、家賃10~20%の所が多いのですが、管理会社/家賃保証会社によって支払う金額は異なります。


また保証料は、車両保険や火災保険と同じで「掛け捨て」で退去時に、今まで支払った保証料は戻っては来ません。





家賃保証会社の加入は、お客様が万が一家賃滞納をしてしまった場合、一時的に家賃の立替を行うもので、もしお客様に家賃滞納がなければ、保証料は家賃保証会社の利益になってしまうことから、何とかして家賃保証会社の支払いだけは、阻止したいと考えている方も多いと思います。


実際に「家賃保証会社の保証料をオーナーに支払ってもらう方法」といったサイトがありますが、残念ですがまずオーナーはお客様の保証料を支払うことはないと思ってください。


家賃保証料は、お客様が万が一、家賃滞納をした場合立て替えてもらうもので、一種の保険みたいなもの。お客様の保険に第三者が支払うのは、少しおかしいことではないでしょうか?



家賃保証会社の保証料をオーナーに支払わせることは、一種のクレーマーと同じ

また、保証料の支払いをオーナーにお願いことができないかということを、繰り返し主張してくると、管理会社の審査で「問題を起こしそうなお客様」という判断をしてしまう恐れがあり、最悪入居をお断りする可能性が高くなります。

また管理会社のブラックリストにも乗ってしまう恐れが出てきますので、もし家賃保証会社の保証料を支払うのが嫌ならば、最初から保証料がついていない物件にご入居されれば、何ら問題はありません。




大手管理会社の担当者の話によると、家賃保証会社がついていた場合であっても、家賃滞納リスクはできる限り抑えたいという考えが強く、入居審査は厳しく行っているとのことです。


家賃保証会社に保証料を支払うことを必須とする物件は、おそらく今後は町の不動産屋さんが管理している物件においても増えてくると思われますので、家賃保証会社利用がない物件は、減少傾向になると思われます。




今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。




#家賃保証会社 #保証料


閲覧数:22回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page