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賃貸で家賃保証会社を利用していない場合、1か月滞納から厳しい対応をとることがあり得ます。


近年では、賃貸入居時に「管理会社指定の保証会社」に加入することが必須となってる流れとなっていますが、大手管理会社または街の不動産屋さんが、保証会社を利用したがる最大の理由は、ご入居者様が「家賃滞納」した場合、保証会社が家賃を立て替えてもらうことができるからです。


保証会社が普及される前までは、入居時に連帯保証人をつけていただく事を必須としていましたが、連帯保証人に「支払い能力」がなければ、たとえ裁判をしたとしても、無駄な抵抗となってしまい、また滞納した場合には、管理会社担当者が「家賃回収」を行わなければなりません。


ただご入居者様がいる時間帯に伺うことになると「平日夜」になってしまうことから、昨今の「働き方改革」によって、回収業務をすることは非常に困難=長時間労働につながる恐れがあることから、現在では大手管理会社物件ではもちろんですが、街の不動産屋さんが管理している物件においても、家賃保証会社を利用しているケースが多いです。



ただし、家賃保証会社を利用する前にご入居された方、またはそもそも契約時において保証会社不要物件に入居された方に対しては、今まで通り回収業務は、管理会社が行っていますが、管理会社では原則的に「オーナーさんに未払い家賃を立て替えることは難しい」ことから、家賃1か月以上滞納してしまうと、厳しい対応を取らざるを得ません。


管理会社の話によると、家賃1か月以上経過した場合は「厳重注意」とし、速やかに家賃を支払ってもらうようにお願いしますが、2か月経過してくると「退去勧告」を行うこともあるそうです。


もしこのまま家賃滞納し続けていた場合には、オーナーさんと協議の上「賃貸借契約解除」を言い渡す可能性が出てくるので、もし都合によって家賃滞納しそうになった場合には、その時点で管理会社に相談されることをおススメします。

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