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賃貸探しをする時、特に気を付けるべきポイントとは?


賃貸物件を探す時、大手賃貸サイト情報から「希望条件」(築年数・間取り・エリアなど)を入力し、複数の物件に絞ったうえで、仲介会社に連絡して物件見学・入居申込・契約といった流れとなりますが、ただ賃貸物件を探される際には「惰性」で行うと、入居後に後悔してしまうことがあります。


賃貸探しをする時、どのような部分に気をつければいいのでしょうか?


 

目 次

1.築年数や構造がよくても、生活音は発生します

2.見学時、特に見てもらい部分とは?

3.リフォーム済み物件について、担当者が説明できるか?

4.入居者属性をしっかり説明できるか?

5.設備対応に関して、積極的に動いてくれるのか?

6.まとめ

 

1.築年数や構造がよくても、生活音は発生します

築年数や構造がよくても、生活音は発生します

よく築年数が浅い物件や、鉄筋コンクリート賃貸物件では「遮音性」が期待できると、入居したいと考えている方が多いのですが、これは都市伝説にすぎません。


管理担当者の話によると「新築鉄筋コンクリート賃貸」においても、普通に生活音トラブルが発生し、対応していることが多いとのこと。つまり、遮音性が優れているといった勝手なイメージで入居してしまうと、場合によっては生活音で悩んでしまうことにも。


もし生活音が許容範囲内を超えてしまった場合には、当然ではありますが、管理会社は対応することは可能ですが、ただ鉄筋コンクリート賃貸だからと思って、入居したことが、仇となってしまうこともあり得ます。



2.見学時、特に見てもらい部分とは?

見学時、特に見てもらい部分とは?

お部屋見学をされる時、室内の設備や内装、部屋の雰囲気などを確認されることが多いと思います。確かに見学時は「入居後のイメージが自分達が思っていたものと同じ」でなければ、入居後後悔してしまうケースが多くなりますが、ただそれ以上に確認してもらいたい部分が「物件周りがきれいかどうか」です。


例えば「共用廊下」「ポスト」「物件駐車場」「ごみ置き場」といった部分に「ごみ」等が落ちていると、非常に目立ってしまいますが、管理が徹底されていない物件では、上記の部分が意外と言ってもいいほど「汚れ」ていることがあります。


上記の部分に関しては、毎月家賃とは別に「共益費」(管理費ともいわれています)を設定している物件が多いのですが、共益費が設定されている物件では、このお金を使って「物件清掃」「共用灯の電気代」等に充てられています。

客観的にあまりにも汚れていると思われた時、もしかすると「共益費をもらっておきながら、物件清掃をしていない/適当にしている」恐れが高くなります。


もし見学時に「共用廊下」等が汚いと感じた場合には、別の物件に入居したほうがいいと思います。



3.リフォーム済み物件について、担当者が説明できるか?

一般的に、退去後に壁紙交換をしなければならないと、担当者が判断した場合には、リフォームやリノベーションを行った上で、募集を行います。


ただリフォームやリノベーションは「定義づけ」されていないことから、リフォームやリノベーションと謳っている場合、それは管理会社の判断によるもの。


リフォームやリノベーションを施している場合、しっかりとその旨を賃貸サイト上に掲載していますが、ごくわずかではあるものの「この程度でリフォームと言っていいの?」とつい言ってしまいたくなる位、お粗末な物件もありますので、もしリフォーム・リノベーション済み物件に入居する場合には、担当者に「どの部分を変えたのか?」について、説明を受けられてみると、本当に行ったかどうか一目瞭然でわかります。



4.入居者属性をしっかり説明できるか?

入居者属性をしっかり説明できるか?

新築物件を除く物件では、数年入居されている方がいることから、管理会社ではお客様の属性をある程度把握していることがあります。


お部屋探しをされている方にとって、これからの新生活がうまくいくかどうかは、ご近所次第といってもいいと思いますが、ただ入居者属性がわからなければ、どのような人が住んでいるか、入居後でないとわからない部分があり、またもしクレーマー的な人がいたら「それなら違う物件に住んだほうがいい」と、誰もが思いますよね?


管理会社が運営している仲介会社では、自社が管理している物件においては、しっかりと把握していることが多い(メリット・デメリットも含めて)ことから、もし入居者属性を知りたい方は、管理会社が運営している仲介会社で、お部屋探しをされるのがベストです。



5.設備対応に関して、積極的に動いてくれるのか?

設備対応に関して、積極的に動いてくれるのか?

入居前に、管理担当者が室内確認を行い、設備などがしっかりと作動するか、確認した上で「お部屋を引き渡し」ますが、ただ設備に関しては「部品劣化」してしまうことから、どうしても設備不良になってしまうことがあり得ます。


また設備不良が、日中の時間帯ならば、まだいいのですが、これが深夜帯や土休日など「管理会社の営業時間外」に発生してしまうと、不安になってしまいます。


大手管理会社などでは、24時間管理となっていることから、万が一深夜帯に「設備トラブル」が発生しても、緊急性が高いものに対しては、すぐに対応してくれるので、心強い部分がありますが、ただ24時間管理をしている物件でも「対応するのが遅い」所も正直あります。


大手管理会社では「入居と同時」に24時間管理体制となり、当然ではありますが「無料サービス」となっているものの、一部の管理会社物件では「24時間管理が有料」の所があり、有料の所は「外部委託」しているので、委託先がしっかり対応してくれないと、対応が後手後手になってしまいます。もし24時間管理が有料の所は、その点はしっかり確認されることをおススメします。



6.まとめ


いかがでしたか?

賃貸物件探しをする時、ワクワク感の方が圧倒的に多いことから、お部屋の部分しか見えていないケースの方が多いです。ただ入居してしばらく経つと、生活に慣れてきますが、その時に「今まで見えてこなかった部分」が徐々に見えてくることになりますが、その時管理会社がしっかり対応してくれなければ、入居したことを後悔してしまいます。


お部屋探しをする時は、ぜひ物件以外の部分もしっかり確認した上で、判断されることを希望いたします。


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