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賃貸オンライン内見をする際、確認すべき部分とは?


新型コロナウイルスによる「感染拡大防止」の一環として、物件内見を「オンライン」で確認される方が多くなってきています。オンライン内見のメリットとすると、お部屋にいながら現地物件のことをリアルタイムに把握することができるため、お部屋探しに時間がない方にとっては、ものすごく便利なツールと言えます。


ただその一方で、オンラインでは実際に自分自身の目で確認することができないため、担当者が感じたお部屋イメージと、自分自身が感じ取ったイメージが「100%同じである」とは限りません。


そこで、オンライン内見をする際に、担当者に確認するべき部分とは、一体どのようなものがあるのでしょうか?


 

目 次

 

1.室内の広さ

オンライン内見では、室内の奥行が把握しにくい

オンライン内見は、お客様自身が現地に行かなくても、担当者が現地より映像を送ることによって、あたかも自分自身がその場にいるような感じになることから、お部屋のイメージをつかむ部分としては、とても有効的。


ただその反面において、ご自身の目で「直接部屋を確認すること」ができないため、特に奥行きに関しては、把握することが難しくなってしまいます。


可能であることならば、お客様自身が現地見学されることが、一番有効的ではありますが、オンライン見学をする時、担当者に確認すべき部分は、室内の広さ。


例えば「12帖LDK」があるとしても、キッチンが「壁付け」か「対面」かによって、使用できる広さが違ってきます。壁付けキッチンが設置されている場合においては、キッチン専有部分が「キッチン本体」しかないため、ダイニング&リビングを有効活用することができるものの、対面キッチンがある場合においては「キッチン部分だけで約4帖」専有されてしまうことから、実際に使用できるダイニング&リビング空間は「約8帖」となります。


オンライン内見時においては、使用できるダイニング及びリビング空間を、しっかりと計測してもらうようにお願いすると、現在使用している家具などが、新居においてしっかりと使るかどうか、把握することができます。



2.設置されている設備

設置されている設備

募集している部屋に設置されている設備に関しては、物件ごとで対応が異なりますので、オンライン内見時においては、どの設備がどこに設置されているのかを、担当者に確認しておいたほうがいいです。


特に、コロナ禍が続いている昨今では、テレワークをされている方も多いと思いますので、インターネット環境がどのようになっているのか(最初から無料で使えるのかどうか)また設備が設置されていない場合、入居時までには設置可能かどうか(特に今では給湯器の在庫が品薄状態なので、その点も確認されたほうがいいです)を、確認されることをおススメします。


また、大手管理会社が管理している物件では、原則として24時間管理をしています。

これは、管理会社の営業時間外(深夜/土休日)で発生した設備不良等が発生した場合、コールセンターに連絡してもらえれば、担当者現場に急行して対応してもらえるサービスですが、物件によっては「オプション」「有料制」となっているので、その点も併せて確認されることをおススメします。



3.コンセントの数

コンセントの数

意外かもしれませんが、施工した建設会社によって、室内のコンセントの数に大きな差異が発生しています。特にLDKの部分は家電製品を多く設置するところでもあるので、コンセントの数は一定以上ないと、延長コードなどで対応しなければなりません。


そこで、オンライン内見時においては「コンセントがどこにあるのかを、担当者に映像でしっかりと映す」ように伝えてもらえると、入居後の家具配置イメージがつきやすくなります。



4.バルコニーからの眺望

お部屋を借りられるとき、バルコニーがどのくらいの広さがあるのか、またバルコニーから見た物件周りを確認するためには、バルコニーからの眺望を映像で流してもらうのが一番です。

例えば、物件がある場所が「利便性がいい」としても、近くに「幹線道路」や「駅」等があると、朝から夜遅くまで「騒音が気になってしまう」可能性があります。


さらに、物件がどの位置にあるのかは、非常に重要です。

例えば「物件が南向き」にある場合は、洗濯物などを干す際には、とても利便性が高い方角と言えますが、逆に「北側」に物件があると、洗濯物が乾きにくいといったデメリットが発生してしまうので、バルコニーがある場所がどの方角に当たるのかについても、確認するべきです。



5.エントランス及びごみ置き場

賃貸内見時において、ある意味「一番重要な部分」と言ってもいいぐらい、重要な部分とは、実はエントランス&ごみい置き場。


賃貸物件においては、どうしてもクレーム問題が発生してしまうものですが、ただ物件の質が良いほど「クレーム問題は発生しにくく」なっており、逆に物件の質が悪いと、クレーム問題が頻繁に発生してしまいます。


お部屋探しをされている方においては、出来ることであるならば「クレームには巻き込まれたくはない」ものですが、実は物件の質を確認するべき部分として、注目してもらいたいのが「エントランス」及び「ごみ置き場」がどのような状態になっているのか?


エントランス&ごみ置き場が「清潔」な状態であるならば、その物件の質は良いことを意味しています。逆にエントランスやごみ置き場が汚い/汚すぎる物件ほど、問題が発生している可能性が高いので、もしこのような感じであるならば、担当者に「この物件はクレームが多い物件かどうか」を確認すべきであり、またあまりに問題が発生している物件では「告知義務の対象」となっているので、もしこのような物件であった場合には、違う物件も見た上で、最終的に決断することをおススメします。








6.まとめ

いかがだったでしょうか?


賃貸オンライン内見は、現地に行かなくてもお部屋の様子を映像によって確認することができるため、現在遠方にいて中々現地には行けない方や、スケジュールの都合上現地見学に行けない方にとっては、ものすごく便利なツールと言えます。


ただその一方で、実際にご自身の目で確認することができないため、担当者が感じている部屋の様子が、ご自身が想像している部屋の様子であるとは限らないことから、もし少しでも都合がつけられるのであるならば、やはり現地見学をされることをおススメします。


 

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