賃貸部屋探しで内見なしでの契約。リスクがある場合があります。


新型コロナウイルスの影響により、オンライン内見を導入している仲介会社が多くなってきました。オンライン上で内見することによるメリットは、やはり現地に行かなくてもお部屋の様子を感じ取ることができるので、時間がない方には便利な方法であることは間違いありませんが、ただその一方で実際のお部屋を見ないままで契約してしまうと、リスクも当然生まれていきます。


賃貸部屋探しで内見なしで契約してしまうと、どのようなリスクが発生しやすいかについてお伝えしていきたいと思います。



目 次

1.部屋の雰囲気が違う

2.室内奥行きが確認できない

3.ハズレ物件を引いてしまう可能性

4.まとめ


1.部屋の雰囲気が違う

上の写真2つをご覧下さい。

2つの写真は同じ部屋のキッチンですが、向かって左側は何も置いていないのですが、右側のキッチンには、おしゃれな雑貨類が置いてあります。


最近の賃貸業界では、リフォーム・リノベーション済みのお部屋に、アクセントとなる生活雑貨やテーブルなどを配置して、お客様に入居後のイメージを持ってもらおうとする「ホームステージング」という手法を取り入れています。

ホームステージングを実施している部屋においては、この様な写真を賃貸系ポータルサイトに掲載していますが、当然ながらご契約が成立したら、雑貨類は全て片付けてしまいます。


この時、お客様の心理状況では、雑貨類があるなしに関わらず「生活のイメージ」が沸いてくればいいのですが、逆にホームステージングがない部屋を見た瞬間「生活のイメージがわいてこない」となった場合「どうしてこんな部屋を決めたのだろう?」と後悔してしまう可能性も否定できません。



また賃貸系ポータルサイトに掲載されている写真に関して、仲介会社の担当者が室内の雰囲気を少しでも高めようと、写真加工している可能性が非常に高いです。

特に退去リフォームをしていない部屋や、北側の部屋などは日中でも暗い場合があり、写真加工をしなければ、部屋のイメージが悪くなってしまう可能性もあることから、写真で見た部屋と実際の部屋の明るさが異なることもあり得ます。お部屋見学をされると、その違いがよくわかりますが、オンライン内見などでは、詳細な部分までは把握することは難しいです。



2.室内奥行きが確認できない

室内空間の特に奥行きに関しては、実際の目で確認されたほうがよりわかりやすく、逆にオンライン内見や賃貸系ポータルサイトのみの場合、奥行きを画面上から確認することは非常に困難であるので、内見しないままで契約し、いざ部屋に入った瞬間「こんなに狭かったっけ?」と後悔してしまう可能性があります。


特に近年施工された賃貸物件では、収納スペース(クローゼット)が充実していますが、その代わり洋室が6帖を切る部屋が意外に多いので、現在お使いのベッドが大きい場合、設置することは可能ですが、室内空間が「ウソ!」と思わず言ってしまいそうなぐらい、部屋が狭く感じてしまうこともあり得ますので、注意が必要です。




3.ハズレ物件を引いてしまう可能性

オンライン内見や賃貸系ポータルサイトでは、室内の様子は確認できたとしても、例えばアパート外観周り、ごみ置き場、駐車場の大きさなどは確認することができませんよね。


ハズレ物件とは「入居者トラブルが発生しがち」な物件を指しますが、ハズレ物件によくある現象とは「ごみ置き場が汚い」「共用廊下が汚い」「共用廊下に私物が置かれている」ことが多いのです。

もしお部屋見学をされていた場合、必ずと言ってもいいほど「ごみ置き場」や「共用廊下」は通りますので、一目瞭然となりますが、オンライン内見や賃貸系ポータルサイトのみの場合だと、現時点における状況は確認することができないので、ハズレ物件に入居してしまう可能性が出てきやすくなります。


4.まとめ 

内見をしない状況のままで契約してしまうと、もし入居してみて「こんなはずではなかった」とキャンセルを申し出ても、賃貸借契約が完了した後は、キャンセル扱いではなく「解約」扱いとなってしまい、初期費用は殆ど返金されません。


入居後後悔しないためには、やはりお部屋見学は可能な限りは行うべきです。



今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。




#内見 #オンライン内見 #賃貸借契約

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