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賃貸入居審査に落ちたけど、理由を教えてくれない。どうして?


賃貸物件に入居する場合、必ず入居審査が行われます。



近年では「家賃保証会社を利用している」賃貸物件が多くなってきたので、「保証会社審査」と「管理会社(オーナー)審査」の両方の審査に合格されないと入居することができません。



一般的に、入居審査で落ちてしまう方はごくわずかと言っても過言ではありません。



ただ入居審査に落ちてしまった方の立場で考えると、入居審査に落ちた理由は知りたいと考えますよね?



本投稿は、賃貸入居審査に落ちた事実を仲介会社が教えてくれない理由について、お伝えいたします。





 

▼目 次

1.入居審査に落ちたことによる告知義務はない

2.入居審査に落ちてしまう人には共通点が…

3.家賃支払い能力があっても、入居審査に落ちることも

4.まとめ

 

【本記事でお伝えする結論】


"賃貸入居審査結果について重要なポイント”




1.入居審査に落ちたことによる告知義務はない

入居審査に落ちたことによる告知義務はない

入居審査に関する内容(審査に合格/不合格)は機密情報となっています。


そのため入居審査の結果は合否のみ伝えられます。審査に落ちた場合仲介会社が理由を伝えることはできません。





2.入居審査に落ちてしまう人には共通点が…

入居審査に落ちてしまう人には共通点が…

賃貸業界的に、入居審査に落ちる確率はおよそ10%と言われています。先程もお伝えした通り仲介会社は入居審査に落ちた理由は一切教えてくれません。



実は入居審査に落ちてしまう方にはある共通点があります。以下3点に該当する方は要チェックです。



  • 過去5年間に滞納歴がある

  • 家賃支払い能力がない

  • 入居申込書に虚偽記載した



それではそれぞれの理由についてみていきましょう。



1)過去5年間に「家賃滞納」「クレジットカード滞納」が複数回あった


契約時に家賃保証会社利用しなければならない物件では、保証会社審査が行われます。


保証会社によって、信用情報機関に信用情報を確認することが可能となります。



過去5年間の間に「家賃滞納を繰返していた」「強制退去処分を受けた」「クレジットカード滞納があった」方は、一発で信用情報に引っかかってしまいます。滞納歴があると基本的には保証会社審査は通りにくくなります。





 

▶保証会社の詳細については、過去記事をご覧下さい。

【過去記事】家賃保証会社にどうして加入しなければならないの?


【過去記事】家賃保証会社に加入するのはおかしい。拒否することはできないの?

 


2)家賃支払い能力がないと判断


家賃支払い能力がないと判断された場合、入居審査に落ちてしまうこともあります。


一般的に家賃が「手取り収入の3割以下」であれば、家賃支払い能力があると判断されます。


保証会社を利用する場合原則として連帯保証人は不要となりますが、家賃支払い能力がギリギリと判断された方については、連帯保証人をつければ入居許可を出すことがあります。




3)入居申込時に、ウソの情報を記載した


入居審査を行う際、仲介会社では主契約者の在籍確認を行います。


賃貸業界では収入が不安定な方(特に水商売系など)は入居自体を断ることが多いため、アリバイ会社を利用し実際に在籍しているかのように見せかけていきます。