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グレイスロイヤルのリノベーションは、他社物件とどこが違うの?


賃貸業界において、近年注目されている「リノベーション物件」。


築年数が経過した物件を「新築同様」のへやに「再生させる」部屋は、築年数を感じさせないぐらい、室内空間がおしゃれになっていて、また家賃の部分においても「新築物件より安く」なっていることから、最近のお客様の傾向としては「あえてリノベーション物件」を選ぶ方が多くなってきています。


ただその一方で、リノベーション物件を行う物件が多くなってきたことから、その物件が他社物件と「どこが違うのか?」わかりにくくなってきています。


甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、1993年築の物件であることから、2018年以降、空き室を順次リノベーションを行ってきていますが、当物件が手掛けるリノベーションは、他社物件とは徹底的に異なっているので、見学に来たお客様は「驚かれている」のが正直な所です。


今日のブログは、当物件のリノベーション部屋が、他社とはどこが違うのかについて、お話していきたいと思います。


 

目 次

1.オリジナルキッチンを採用している

2.漆喰を採用している

3.床材はあえてクッションフロアを採用

4.人気がない和室をあえて残す

5.水回り部分は、特に力を入れている

6.リノベ賃貸の主役は、お客様

 

1.オリジナルキッチンを採用している

オリジナルキッチンを採用している

リノベーション物件の華といえば、やはりキッチンではないでしょうか?


特にファミリー向け賃貸で、リノベーションを行う場合、殆どの物件で「キッチンは交換」していることが多いのですが、ただメーカー品のものを採用してしまうと、どうしても「新築物件と同じような」感じになってしまいます。


そこで当物件では、キッチン本体は「今まで使用していた」ものをそのまま使っていますが、それ以外(扉、パネル)は、リノベーションを機に新しいものに交換し、また換気扇フードは「再塗装を行った上」で再利用していることから、まるでおしゃれなカフェのお店にあるような、居心地がいいキッチンとなっています。


こだわり①:一度スケルトン状態にしている

一度スケルトン状態にしている

キッチンパネルを新しく貼り付ける関係で、キッチン本体を一度「スケルトン状態」にします。新しいパネルは、現状のパネルの上に貼り付けを行います。



こだわり②:扉は本物の無垢材

扉は本物の無垢材

扉は、家具屋さんにお願いをして、特別に作ってもらってます。

無垢材を加工~組み立て~設置を行いますが、キッチン扉にあったものを作らなければならないため、リノベーションが発注されたごとに製作をする関係で、キッチンが完成するまで約3週間かかります。


こだわり③:扉の取付

扉の取付

完成した無垢材扉を、キッチンに取り付けます。


こだわり④:キッチンカウンター新設

キッチンカウンター新設

当物件のリノベーションキッチンは、今まで使用していたキッチンをリメイクする形となっていることから、調理スペースが狭すぎとなっているので、使いやすいキッチンとは言えるようなものではありません。


そこで、キッチンの利便性を高めるために「調理台を付けた可動式のキッチンカウンター」を新設・設置することによって、調理スペースと収納スペースの増強を図ることができました。


今までの調理スペースと比べて、キッチンカウンター上部の調理スペースは「約2倍」となっているので、食材の下ごしらえをする時は、とても便利になりますし、また収納スペースも上下に設定していることから、お二人で住む方なら「食器棚」は、必要ないのではと思われます。


こだわり⑤:オイルステインを塗っている

オイルステインを塗っている

オイルステインを塗ることによって「木材保護」「汚れが内部に浸透」するのを予防してくれます。オイルステインを塗る前と後では、木材の色が「少しだけ濃く」なりますが、ただこれから使用していくうちに、経年変化によって「さらに濃い色」=イメージ的には飴色に近いようになってくるので、ナチュラル家具が好きな方にとっては、キッチンで過ごす時間が至福の時間になりそうですね。



2.漆喰を採用している

漆喰を採用している

多くのリノベーション賃貸においては、基本的に工事を行う際には、壁紙交換を行っています。ただそれを行ってしまうと、正直どの部屋も同じような感じになってしまい、差別化を図ることが難しので、当物件においては、上級グレードの部屋のみ「自然素材の漆喰」をLDK・和室・洋室に採用しています(なお天井は除きます)


どうして漆喰を採用したかというと、漆喰を採用することによって、築年数が古い物件の不満点=室内の機能性を改善させることが期待できるからです。

 

リクシル住宅研究所のリリースによると、築年数が経過した物件になればなるほど、室内の機能性(断熱、湿気、防音)に対して「不満」を感じている方が約8割いることがわかり、その内の3割の方は「不満点解消のため、引越しを検討している」とのこと。

 

保冷・保温効果が期待できる

漆喰を顕微鏡で見ると「結晶の塊」で、これは雪と同じ。

豪雪地帯でよく作られる「かまくら」の中は、意外なほど寒くはないのですが、これはかまくらの中で「遠赤外線効果」が生まれているためと言われています。


つまり、漆喰を壁に施工することによって、少ない冷暖房でも「室内が快適」になることから、通常の部屋と比べると「保冷保温効果」=断熱性に優れていると思われます。



調湿効果で、カビ対策ができます

漆喰には「調湿効果」があり、室内が多湿傾向になると、漆喰は吸湿してくれるので、思っている以上に「蒸し暑く」なるようなことにはなりにくく、逆に冬は「暖房器具」を使用する機会が多くなりますが、室内が乾燥状態になると、漆喰が放湿してくれるので、乾燥予防対策を勝手にしてくれます。


また、調湿効果が期待できる漆喰は、防カビ対策にも有効的となり、カビを予防してくれるということは、必然的にカビをエサにしている「ダニ対策」にも有効的となることから、特に小さなお子さんがいるご家庭にとっては、メリット大の部屋といっても過言ではありません。


吸音対策に一定の効果は期待できます

漆喰は「多孔質構造」となっています。

多孔質とは、目視では確認することができないぐらいの、無数の穴が開いていること。多孔質には、吸音効果が期待できると言われていて、実際当物件の漆喰を施工している部屋(窓を閉め切った状態)で、声を出してみると「声が跳ねかえっている」ことがわかります。


通常の部屋において、窓を閉め切った状態で声を出しても、音が跳ね返るといったことはありません。漆喰部屋において、跳ね返る現象が起きているということは、恐らく吸音効果が期待で来ているのではと、推測しています。



3.床材はあえてクッションフロアを採用

当物件のリノベーションの特徴として、床材は一部の部屋を除き「クッションフロア」を採用しています。


ナチュラルテイストに特化したリノベーションをしているのに、どうして床材は「クッションフロア」を採用しているのかというと、賃貸特有の悩みを可能な限り解消・予防したいと考えているからです。


賃貸物件の悩みといえば、足音などの生活音問題。

ひとつの建物の中に「複数の部屋」があることから、特に上階の部屋の足音は、気を付けなければ、階下の部屋にダイレクトに響いてしまうので、トラブルになりがちになります。


リノベーション前の床材は「複合フローリング」となっているので、吸音効果は期待することができません。一方クッションフロアは、フローリングと比べると「吸音効果」がある程度は期待できることから、スリッパなどを室内で履いていただく事によって、生活音トラブルを予防することが可能となってきます。


さらに床材を変えることによって、室内がより明るくなるといったメリットも生まれることから、最近ではあえて白系のクッションフロアを採用しています。



4.人気がない和室をあえて残す

人気がない和室をあえて残す

ライフスタイルの変化、また賃貸で和室部屋があると、退去時に表替え費用が必然的に発生することから、近年では新築物件で「和室部屋」がある物件は皆無となり、また今まで和室部屋がある物件も、洋室に間取り変更するところが増加傾向となっています。


ただ、和室を洋室に変更したとしても、どうしても「和室感」は残ってしまい、壁紙などでごまかしたとしても「ここが元和室部屋」だったことは、一目瞭然となります。


当物件では「和室部屋が標準」となっていますが、あえて和室部屋を残しています。

ただ通常の和室部屋では、お客様は敬遠してしまうので、若い世代にも受け入れやすい、おしゃれな和室部屋を作ったのが、上の写真。


縁がない正方形の琉球畳を採用することによって「和モダン空間を楽しむ」ことができ、さらに「日焼けがしにくいことから、表替えが不要=無料」となるので、このことをお客様にお伝えしたところ、ご入居されたお客様全員が「和室部屋がいい」とおっしゃってもらうことができました。


一般的な畳は、ダニが発生しやすくなってしまうのですが、琉球畳にすることによって、ダニの発生を抑えることが可能となり、さらに漆喰部屋になると、ダニのエサとなる「カビ」の発生を抑えることができることから、さらに効果的となります。



5.水回り部分は、特に力を入れている


リノベーションをするとなると、結構いい金額が発生してしまうので、予算的に厳しい物件では、どこかを削らなければならなくなります。一部リノベーション物件では、浴室部分は全く変更していないことがありますが、築年数が経過した物件では、水回り部分は特に古さが出やすくなるので、浴室がリノベーションされていないと、ちょっとがっかりした気持ちになります。


一方当物件においては、上級グレードの部屋のみ「浴室はフルリノベーション」を行ってますので、ご安心ください。



6.リノベ賃貸の主役は、お客様

リノベーション賃貸の主役は「ご入居者様」


近年では、空室率解消のために「人気がない古い物件をリノベーション」する動きが活発になってきていますが、ただその一方で「コストを下げたリノベーション部屋」が乱立していることから、一部のリノベーション賃貸においては「価格破壊」的な家賃設定をしている所があります。


リノベーション賃貸は、新築物件同様といってもいいぐらいに、室内空間が一新されていますが、ただ室内の機能性の部分においては、対応しない限り改善されていないことから、場合によっては、住みにくい環境となってしまいます。



一方、グレイスロイヤルのリノベーション部屋においては、ただ単にリノベーションをしているのではなく、リノベーションをすることによって「入居したらこのような生活ができる」ということをしっかりと説明することができます。


例えば、甲府は盆地気候となっているので、夏は連日猛暑が続き、昼夜問わずエアコンを使用しなければ「生活を維持」することは難しくなってしまいますよね。一般的な賃貸物件では、猛暑に対応することができないため、エアコンを使用せざるを得なくなってしまい、その結果電気代が高くなってしまいますが、当物件の上級グレードの部屋で標準となっている「漆喰」が施工されていると、調湿効果のおかげで「エアコン設定温度を低くする必要性」がなくなるので、電気代を抑える効果が可能となりますが、当物件では具体的な事実をしっかりとお伝えすることができます。



お部屋探しの際、参考になれば幸いです。






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