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古い賃貸アパートですが、新築以上に快適に生活できます。


古い賃貸アパートと聞くと、正直「ダサい」「住みたくはない」といった感情が先行してしまいがちになりますよね。


確かに、古い賃貸アパートは「室内の機能性(断熱、湿気、防音)」に対しては、不満を感じている方が多いのは事実。これはリクシル住宅研究所が2015年に発表した「プレスリリース」でも証明されていますが、ただ上記は「あくまでも何も対策を講じない」場合の出来事であり、しっかりと改善されていれば、古い賃貸アパートであっても、快適に住むことはできます。


甲府市大里町にある「グレイスロイヤル」は、1993年に建てられた賃貸アパートですが、2018年以降空き部屋を順次「リノベーション」を行っていますが、上級グレードの部屋に関しては、自然素材の漆喰を施工していますので、新築以上に快適に生活することができます。

 

目 次

1.古いアパートが住みにくい理由とは?

2.古いアパートでも、しっかり対応すれば快適に過ごせるの?

3.グレイスロイヤルの漆喰を使った部屋とは?

4.漆喰を使った部屋に住んでいる方は、どのように感じているの?

5.まとめ

 

1.古い物件が住みにくい理由とは?

古い物件が住みにくい理由とは?

築年数が古い物件と、浅めの物件では、当然ながら使用している部材も違いますので、室内の機能性においても「差」が出てしまいます。また物件のグレードによっても、部材が異なる場合もあるので、決して一概に言うことはできません。


古いアパートが住みにくいということは、リクシル住宅研究所が2015年に発表したプレスリリースで証明されています。


それによると、築年数が古ければ古いほど、室内の機能性(断熱、湿気、防音)に対して不満に感じる方が多くなり、約8割は不満に感じているとのこと。またそのうちの約3割は、不満点を解消するために「引越しを検討」していることがわかっています。



2.古いアパートでも、しっかり対応すれば快適に過ごせるの?

古いアパートでも、しっかり対応すれば快適に過ごせます

近年では、築年数が経過した物件を、丸ごとリノベーションする所が増えてきました。


設備や内装を一新することによって、新築並みの生活を送ることができ、また家賃も新築より安い設定となっていることから、最近では「あえてリノベーション賃貸」に入居したいと考えている方が多くなっています。


ただ、リノベーション賃貸物件の多くは、室内の機能性の部分においては「対応していない」のが殆どですので、室内の機能性は古い賃貸アパートのままとなることから、人によってではありますが、不満に感じている方もいるのではと推測できます。



3.グレイスロイヤルの漆喰を使った部屋とは?

グレイスロイヤルの漆喰を使った部屋とは?

甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、2018年以降空き部屋を順次リノベーションを行っています。


その内上級グレードの部屋においては、自然素材の漆喰を、LDK・和室・洋室の壁に施工していますが、漆喰を施工することによって、室内の機能性が改善されます。


断熱性について

漆喰は、小さな結晶の塊となっていますが、実は東北地方では当たり前となっている「冬の風物詩:かまくら」も、雪の結晶が、中で起こした熱を反射してくれることから、遠赤外線効果によって、身体が温まりますが、漆喰も結晶の塊となっているので、同様の効果が期待できます。


調湿性について

漆喰は「調湿効果」が期待できます。調湿効果とは、室内が多湿/乾燥状態になった場合、漆喰が吸放湿してくれるので、夏場エアコンをかけていない状態であっても、蒸し暑いといった感じにはなりにくく、冬場は暖房を使用することが多くなることから、どうしても室内が乾燥しやすくなりますが、漆喰が放湿してくれるので、乾燥予防をしてくれます。


防音について

漆喰は多孔質構造(小さな穴が開いていること)となっていますが、実は多孔質構造になっているということは、吸音効果にもある一定の効果が期待できます。

漆喰の部屋に入ると、通常の部屋と比べると「声がこもりやすく」なりますが、これはおそらく漆喰壁が、声を反射させたことが原因であるのではと推測していますので、通常の部屋と比べると、ある程度の防音は期待できると思われます。


また、当物件のリノベーションにおいては、床材を吸音効果が期待できる「クッションフロア」に施工している部屋もあるので、さらに効果的です。



4.漆喰を使った部屋に住んでいる方は、どのように感じているの?

漆喰を使った部屋に住んでいる方は、どのように感じているの?

漆喰のメリットは理解されたと思われますが、ただ漆喰が施工されると本当に住みやすい部屋になっているかどうかは、正直わかりにくいですよね。


実は当物件では、フルリノベーションを行った部屋にご入居されている方に、インタビューを行っていますが、その中に「漆喰が施工された部屋」に関して聞いていますので、ご紹介させてもらいます。


 

2019年ご入居のお客様


一番驚いたのは夏の時期です。

窓は閉めっぱなしの状態で出かけるので、当然ですが、普通の賃貸ならば玄関を開けた瞬間「蒸し暑さ」が襲ってきて、すぐにエアコンをつけてしまいがちになりますが、こちらの部屋の場合、蒸し暑さは正直それ程感じませんし、何より一番驚いたのは、夜寝る時にエアコンの設定温度を低くしなくても快適に寝ることができる点です。

前住んでいた賃貸物件の場合、当然ですがエアコンの設定温度を低くしなければ寝ること自体難しかったのですが、こちらの部屋の場合エアコンの設定温度を低くしなくても(大体26度に設定しているとのことです)快適に休むことができ、場合によっては26度でも寒いぐらいで、タオルケットでは少し寒くなってしまうので、一枚ものの羽毛布団をかけて寝たこともあります。

漆喰が湿気を吸収していることもあり、寝苦しさは全く感じられず、エアコンの設定温度を低くしないことから、前住んでいた賃貸物件と比べて、夏場の電気料金が2000円ぐらい安くなったのは本当にびっくりしました。


冬ですが、実は加湿器はあるのですが、去年は一度も出しませんでした。室内が乾燥しているとは全く感じることがなく、また風邪などを引いたことはなかったです。オーナーさんの説明では冬場は漆喰が湿度を放湿しているとのことですが、もしかしたらそのことがプラスに働いて加湿器を出さなかったかもしれませんね(笑)

 

2020年ご入居のお客様


外見でおしゃれな壁と感じました。漆喰壁が白色となっているので家具と合わせやすく、良い意味でのムラがある壁はとてもよく、気に入っています。

和室部屋で寝ていますが、エアコンが標準装備になっていなかったので、夏場エアコンを買おうかどうか迷って、試験的にサーキュレーターで寝てみて、もしダメならエアコンを買おうと思っていましたら、寝苦しさを感じることはなく夏場を過ごすことができたので、エアコン代が浮いてとてもよかったです。冬場は暖房をつけていますが、思っている以上電気代がかかっているイメージはしないので、もしかすると漆喰の効果なのでは?と思っています。

また朝起きた時、日光がダイレクトに部屋に来るような感じがとても気に入っています。

 

2021年ご入居のお客様


前は実家暮らしでしたが、漆喰を施工したリノベーション部屋で生活してみると、こちらの方が住みやすいのは確かです。漆喰の調湿性のおかげで、室内のジメジメ感は感じられないので、快適に住むことができて助かっています。また、こちらの部屋は風通しがとてもいいので、今の時期は冷房をつけなくても生活が不自由になることはありませんが、これも漆喰パワーなんですね。

また漆喰を手作業で塗っている部分に対しては、とても気に入っています。

さらに漆喰には消臭性が期待できると、入居前に説明を受けていましたが、実際入居してみて、ニオイが出やすい焼き魚をしても翌朝リビングに来た時「焼き魚のニオイ」が残っていないこと、また部屋干ししても嫌なニオイがつかない点は、とてもビックリしています。

 

5.まとめ


古い賃貸アパートは、何も施さなければ住みにくいのは事実。

ただグレイスロイヤルのリノベーション賃貸においては、上級グレードの部屋のみ「漆喰」を各部屋に施工してあるので、快適な生活を送ることが可能となっていますので、現在お部屋探しをされている方は、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。




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