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賃貸フローリングの色を変えたい!勝手に変えても大丈夫なの?



比較的最近施工された賃貸物件のフローリングの色は、白系を採用していることが多いのですが、ただ築年数がある程度経過している物件においては、茶系のフローリングを採用していることが多いので、室内空間が暗く感じることがあります。


入居した当初はそれほど気にはなっていなかったものの、慣れてくるとやはり「暗めのフローリング」だとどうしても室内空間全体が「どよん」としたかんじになってしまうので、フローリングの色を変えたいと思う方も多いはず。


では、もし入居後にフローリングの色を変えたい場合、管理会社に許可をとれば変更しても大丈夫でしょうか?


賃貸フローリングの色を変えたい!勝手に変えても大丈夫なの?

1.管理会社に連絡しても、断られる可能性が大

賃貸借契約においては、借主が貸主に承諾を得ることなく、一方的にリフォームなどを行うことを禁止していますので、もしフローリングを変えたいと思った場合、まず管理会社に連絡し、貸主であるオーナーさんに許可を得る必要があります。


ただ一般的には、ご入居者様が「室内をリフォームすること」に対して許可を出さない場合の方が大きいです。理由としては「原状回復をしてもらえるか心配」「仮にリフォームを許可した場合、しっかりと施工できるか懐疑的」などがあるからです。



2.どうしてもフローリングを変えたい場合は?

どうしてもフローリングの色を変えたい場合には、原状回復が可能の範囲内において、プチDIYをするしかありません。通常フローリングを変える場合には、床材に接着剤をつけて固定しますが、原状回復を目的とする場合は、床材をただ置くだけにするか、端の部分をマスキングテープで固定する方法があります。




3.原状回復可能な床材とは?

賃貸業界において、床材を変更する場合「クッションフロア」もしくは「フロアタイル」を用いるのが一般的。昨今DIYが流行っていることもあり、大型のホームセンターなどでも購入することができますし、ネット上においても販売されています。

どちらの床材も賃貸では適していますが、予算を抑えたいのであれば「クッションフロア」高級感を出したいならば、「フロアタイル」がおススメ。


クッションフロア

【メリット】

・フロアタイルと比べると、単価が安い。

・床材がロール状になっていることから、施工が簡単。

・クッション性能があるので、生活音対策としても有効的。

・水回り部分は特におススメ。

【デメリット】

・フロアタイルと比べると、安っぽさが出てしまう。

・家具など長期間置くと凹みがくっきり残ってしまう。


フロアタイル

【メリット】

・本物のフローリングと間違えるぐらい、床材としての質が高い。

・家具などを置いても、凹みが残りにくい

【デメリット】

・クッションフロアより単価が高い。

・水回り部分(洗面脱衣所、トイレ)には適さない。

・防音性は期待できない。

・1枚1枚施工していくことから、施工完了するまで時間がかかる。



4.退去の際、残置物として置いていくことはできる?

賃貸物件においては、自費で取り付けたエアコンに関して、事情によって取り外すことができない場合、貸主であるオーナーさんが承諾すれば、エアコンを残して退去することは可能です。

ただ、フローリングに関しては「施工がどのように行われているか」わからない部分があるので、残置物として残して退去したいとオーナーさんに相談しても、認められない場合が大きいです。




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