不動産賃貸業界において「騒音問題」は、管理会社に寄せられるクレームの中でも、トップ3に入るぐらいよく問題になります。
防音性/遮音性が高いRC物件or新築物件では騒音トラブルは発生しにくいと言われていますが、現実的には築年数/構造躯体関係なく騒音トラブルは発生しているため、上記は都市伝説に過ぎません。
騒音トラブルが発生した場合は、物件を管理している管理会社に相談すれば対応してくれます。ただごく稀に管理スキルが低い管理会社では適切な対応をしてくれないこともあります。
本投稿は管理会社が騒音トラブル対応してくれない場合、どうしたらいいのかについてお伝えします。
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▼目 次
1.騒音問題でよく発生する事例とは?
管理会社に寄せられる騒音トラブルは様々ありますが、代表的なものを挙げると以下の通りとなります。
上階から足音が聞こえる
子供の泣き声や騒いでいる声が聞こえる
隣人による音楽の音がうるさい
夜中まで騒いでいてうるさい
ケンカの声がうるさい
上記の中でも特に多いのが「上階からの足音(生活音)トラブル」です。背景には…
音を吸収しにくい床材が使われている可能性
無意識のうちに、かかと歩き/べた足で歩いてしまい、階下に響いてしまう
ことが考えられます。日中の時間帯はある程度の生活音は「やむを得ない」ものの、特に深夜帯では少しの音でも階下に響きやすくなるため、上階に入居される方は…
カーペットやジョイントマットなどを敷く
室内は走り回らない
室内にいる際はスリッパを履き、パタパタ歩きしない
ことで足音(生活音)を軽減させることができます。
2.騒音トラブル相談について
(1)騒音トラブルの相談窓口
騒音が気になる場合はすぐに管理会社に相談して下さい。その際「生活音が発生する時間帯」「どのような生活音なのか」など詳細にお伝えしてもらえれば、管理会社担当者も対応しやすくなります。
まずは全世帯に通知文を配布し注意喚起を促します。その後しばらく様子を見て改善されない場合は、当事者に直接会い「生活音に配慮した暮らし」するように注意します。
当事者に直接注意すれば大抵の騒音トラブルは解決できますが、解決できないと管理会社は「当事者同士による話し合い」を勧めこれ以上の対応はしてくれないことがあります。この場合は建物を所有しているオーナーさんに連絡するのが一番効果的。
管理会社はオーナーさんから毎月管理料をもらっているため、オーナー産からの要望(騒音トラブル解決)に対応してくれる可能性が出てきます。オーナーさんの連絡先は賃貸借契約書に記載されています。
(2)自主管理物件は、要注意
一般的に賃貸物件の管理は管理会社に委託しているケースが多いのですが、ごく稀にオーナーさん自ら物件管理しているケースがあります。
自主管理物件の場合、オーナーさんが全対応を取らないといけなくなるため、オーナーさんが管理スキルを持っていないとトラブル早期解決が難しく、場合によっては事態を悪化させてしまうことも考えられます。
3.禁止事項を守れない場合、解除できるが…
一般的な賃貸借契約書には「大音量のステレオや話し声などは、出してはいけない」と明記されています。
管理会社から再三にわたり迷惑行為をやめるよう注意喚起しても改善がみられない場合は、オーナーさんと協議した上で…
退去勧告
事前通知した上で賃貸借契約の解除
を通告します。ただし入居者様には「借家権」があるため、契約解除は可能なものの強制的に退去させることはできません。退去させる場合は「不動産明け渡し訴訟」を起こし勝訴しなければなりません。
ただ裁判するとなると多額な費用が掛かり、オーナーさんが負担しなければならないため、余程のことがない限り対応しないのが現実です。
4.騒音トラブルに巻き込まれないようにするには?
(1)家賃が安い物件は避ける
賃貸業界の暗黙の了解として「家賃と入居者の質は比例する」といわれています。実際、家賃が相場並み~相場以下の物件では、騒音トラブルが発生しやすくなります。
毎月の家計支出の中で家賃は最もウエイトを占めているため、家賃が安い物件に住みたい気持ちはよくわかります。ただ激安家賃に入居すると入居者属性は悪くなっている可能性があるため注意が必要です。
(2)共用部分及びごみ置き場が汚い物件は避ける
物件見学する際、必ず敷地内ごみ置き場/駐輪場/共用廊下は確認されると思いますが、所謂共用部が清潔でない/ごみが放置されている物件は、入居者属性が悪い可能性が高いため、入居しないほうがいいと思います。
(3)内見時に確認すべきこと
騒音トラブルを避けるには、内見時あることを確認することが重要です。あることとは…
前入居者の退去理由
騒音トラブルの発生率は?
の2点です。両者は内見時にしか確認できないもので、質問した場合は必ず回答しなければなりません。もしトラブル発生率が少しでもある場合は、他の物件と比較した上で部屋を決められることをおススメします。
5.まとめ
今回は管理会社が騒音トラブル対応してくれない場合、どうしたらいいのかについてお伝えします。
騒音トラブルが発生すると管理会社的には、適切な対応を取らなければ退去リスクが高くなるため早急に対応し、注意喚起を徹底するはずです。そのため騒音トラブルに対応しないことはまずありえません。
もし万が一対応してくれないことがあった場合は、管理会社の責任者/本社orオーナーさんに連絡すると改善してくれる可能性があります。
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