賃貸に備えづけられているキッチンは、限られた空間に設置しなければならないので、戸建て用のキッチンと比べると、どうしても小さめとなってしまい、その結果収納スペースも小さめになってしまいます。
その結果、圧力鍋やフライパンなどの大き目な調理器具を沢山お持ちの方にとっては、収納が足りない場合も考えられます。
比較的広めなキッチンが設置されているファミリー向け賃貸アパートの新築物件であっても、キッチンの大きさは昔の壁付けキッチンの大きさとそれほど差異はないので、おそらく多くの方は「収納スペースが足りなくて困っている」はず
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、2018年より空き室を順次リノベーションを行っていますが、キッチン部分に関しては、収納スペースと調理スペースの狭さを解消した「調理台付可動式キッチンカウンター」を設置することにより、今までの悩みであった収納の少なさを解消することができました。
リノベーションを行ったおしゃれなナチュラルキッチン（本体）は、今まで使用していたものをそのままリメイクしたもの。
ガス置き場・シンク下の収納は容量が大きいので、圧力鍋などを置く際便利な反面、大き目の調理器具が沢山あると、収納棚に入りきらない恐れが出てきます。
また上段にある収納棚は、男性なら手が届く範囲内になんとかありますが、女性の場合、脚立などを使わなければ、収納することができないので「使いにくい」というお声を沢山頂きました。
ただ上段の棚を移動させることはできないことがわかったので、上段はあえてそのまま生かして、その代わりキッチンカウンター内に、新たに収納スペースを確保することによって、収納の狭さを解消することができました。
気になるキッチンカウンター内ですが、上段は引き出し型となっていて、小さな調理器具や乾麺など日常使う食料品などをここに置くと、使い勝手がとてもいいです。
また下段は観音扉タイプとなっていて、中央部分に棚を設けてありますが、この棚は3段階に変えることができ、また取外しもできることから、利便性が高い収納となっています。
リノベーションする前のキッチンの調理スペースは、わずか34センチしかありませんでした。まな板一枚置けば、もう他のものは置けないので、正直使い勝手は悪いキッチンでしたが、調理台を付けた可動式のキッチンカウンターを導入したことにより、食材などの下ごしらえなどは、こちらで行うことにより、料理がとてもしやすくなり、こちらのキッチンを導入しているご入居者様からは「とても使いやすい」と高い評価を頂いております。
お部屋探しの際、参考にして頂ければ幸いです。
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