賃貸更新書類をうっかり忘れてしまった。この場合、契約はどうなるの?


通常の賃貸物件の契約期間(普通借家契約)は、2年となっていますので、もしこのまま住み続ける場合には、更新手続きを行わなけ得ればなりません。


更新時期の2~3か月前に、管理会社から「更新手続きに関する書類」が郵送されますので、必要事項を記入の上、更新料が発生する物件の場合は、書類提出+更新料を支払うことによって、契約期間がもう2年延長となりますが、万が一「更新書類を出し忘れ」てしまい、結果更新手続きができなかった場合、契約自体はどうなるのでしょうか?



 

目 次

1.法定更新され、契約自体は有効

2.更新料に関してはどうなる?

3.退去日が更新日のすぐ近くの場合は?

4.まとめ

 

1.法定更新され、契約自体は有効

法定更新され、契約自体は有効

一般的に更新時期を迎えた方の中で、そのまま住み続ける場合には、管理会社から送られてくる「更新書類」に必要事項を記入し、更新料を支払う方が大多数です。


借主と貸主双方が「契約書類」に関して合意=更新することを「合意更新」といいます。


一方で、借主と貸主のどちらか契約に関して「合意」することができなかった場合や、また更新手続きを忘れてしまった結果、更新日を過ぎてしまうと、これまでの契約内容と同じ条件のまま、契約自体が自動的に更新されます。これを「法定更新」となります。


法定更新に切り替わると「契約期間は定めがないところ」となることから、更新料の支払いがなくなります。


賃貸物件に住み続ける場合、「更新料が発生するところが大多数」となっていることから、それでは合意更新手続きを経ずに、法定更新で更新をすれば、更新料が発生しないのではと、考える方もいるはずですが、では法定更新に切り替わった場合、更新料は免除されるのでしょうか?



2.更新料に関してはどうなる?

更新料に関してはどうなる?

法定更新となった場合、原則的には「更新料が免除」されることになりますが、ただ賃貸借契約書において、法定更新になった場合の更新料に関して…

「法定更新をされた場合、その更新時及び更新後2年ごとに、借主は貸主に対して、契約時に定めた更新料を支払うものとする」

といった記載があった場合には、法定更新されたとしても、更新料は必ず支払わなければならなくなります。


もし更新料を支払いたくない方は、更新料無料物件に入居する以外、方法はありません。また更新料支払いを拒否した場合で、家賃保証会社を利用している方は、管理会社が保証会社に「代位弁済請求」を起こしますので、結果的には更新料を支払うことになります。



3.退去日が更新日のすぐ近くの場合は?

退去日が更新日のすぐ近くの場合は?

たまたま更新日の数日後に「退去」される場合でも、原則としては「更新手続き」を行わなければなりません。


ただ、数日間の契約のために「更新料」を支払うことには、抵抗を感じてしまいますよね?この場合、管理会社に事情を話してもらえれば、更新料を免除してもらえる可能性が出てきます。更新書類が自宅に届いた際に、事前連絡しておけば、大抵の物件では認めてもらえるはずです。



4.まとめ


更新手続きを忘れてしまった場合でも、契約自体は自動的に更新されますが、更新料が設定されている物件では、法定更新されたとしても、更新料支払い自体を認めていることから、更新料は支払わなければなりません。


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