賃貸物件入居後における「管理上のトラブル」においては、全て管理会社が行いますので、何か問題が発生した場合や、相談したいことがあった場合には、早めに管理会社に連絡されることをおススメします。
夏の時期は、どうしても害虫が室内に侵入しやすくなるので、現在入居されている方も、自分達ができる害虫対策はされていると思いますが、ただこれが入居してすぐに発生してしまった場合、正直言って嫌な気持ちになってしまいます。
賃貸契約時において、オプション扱いとなる「室内害虫駆除」を依頼された場合において、もし入居後に害虫が万が一発生した場合、管理会社に連絡して頂ければ、通常ならば「無償対応」してくれる可能性が高くなります。
室内害虫駆除に関しては、基本的に管理会社が専門業者に「委託」する形となりますので、入居してすぐに害虫が発生することは「まず考えにくい」点である以上、管理会社経由で「厳重注意」した上で、無償対応してくれる可能性が高くなります。
ただし、賃貸契約時において「室内害虫駆除」を業者依頼しなかった場合で、入居後に害虫が発生した場合、これを管理会社の責任にするのは難しくなります。
よくネット上においては、業者による「入居前の室内害虫駆除」をするより、バルサンなどの市販の駆除剤を撒いた方が得といった記事がありますが、市販の駆除剤は「ただ薬剤を散布するだけ」であり、ゴキブリなどは「少しの隙間」さえあれば、簡単に侵入してしまいます。市販の駆除剤を撒いただけでは、薬剤の効果が薄くなってきたころに、ゴキブリなどが簡単に侵入してしまいますので、大変なことになってしまいます。
もし上記なことが発生した場合、管理会社では害虫駆除業者さんに「対応を依頼」することになりますが、これに関しては管理会社における過失ではないので、もし駆除を依頼される場合には、その費用はお客様負担となってしまいます。
また、このことがきっかけにより「退去」したい場合があっても、賃貸借契約書において「短期解約違約金」が設定されていると、違約金を支払わなければならなくなりますので、注意が必要です。
お部屋探しの際、参考になれば幸いです。